この世のなかの全ての苦悩は、人間の過去世から現在にいたる誤てる想念が、その運命と現れて消えてゆく時に起る姿である。
いかなる苦悩といえど現れれば必ず消えるものであるから、消え去るのであるという強い信念と、今からよくなるであろうという善念を起し、どんな苦難のなかにあっても、自分を赦し人を赦し、自分を愛し人を愛す、愛と真と赦しの言行をなしつづけてゆくとともに、守護霊、守護神への感謝の心をつねに想い、世界平和の祈りをいのりつづけてゆけば、個人も人類も真の救いを体得出来るものである。
★★★
先月、森美智代さんの「霊性を高める小食法」という本を買った。その後すぐに親族の大怪我があり、40分合掌法の部分だけ読んでそれを実行してから、この本の事は全く忘れていた。
昨日、カバーのついた本を開いてみて、あ、そうだと思い読みだした。とてもふんわりした感じの文章で読みやすい。そしてこの本の中で書かれていた五井先生の文を見て心が軽くなった。