聖書を読んでいると神の言いたい事はわかるが、「意義あり!」と思うものが沢山ある。

このマタイ20章の「ブドウ園の労働者達」もそのひとつだ。

 

この例え話は、ブドウ園の雇主が、一日中働いた労働者と数時間しか働いていない労働者に同じ報酬を与えるという話が描かれている。一日中働いた労働者たちは不満を抱くが、雇主は、事前に個々に約束をした通りの報酬を与えたと反論する。

 

この話の要点は、神は、長年の信仰者でも、最近、神を信じた者にも同じ恵みを与えるという、寛大さを表している。

人は大抵、報酬は、働いた時間や労力に基づいて与えられるべきだと思っている。

私達は、他人との比較、不満や嫉妬するのを避け、寛容になり、与えられた報酬に感謝しよう。

 

寛容になることは、自分の心を開くことであり、自分が抱える価値観や偏見を超える事。言うのは易し行うのは難し。