祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり

 

沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらはす

 

奢れる人も久しからず ただ春の夜の夢のごとし 

 

猛き者もつひにはほろびぬ ひとへに風の前の塵に同じ

 

 

祇園精舎の鐘が鳴る音は、諸行無常という仏教の教えを表している。諸行無常とは、全てのものが常に変化していくということを指し、この世のものはいつか必ず滅びる。

 

沙羅双樹の花の美しさは一時的であり、それが色あせることは、栄枯盛衰を表す。つまり、全ての栄華はいつか終わりを迎える運命にある。

 

自分が偉大だと誇り高ぶっている人も、その状態は長くは続かず、つかの間の夢のようなものである。

 

勢いがある者でも、最終的には必ず滅びる運命にあり、風の前の塵の様に、人間の力や存在がどれほど小さなものであるかを表している。

 

★★★

世の中には常に変化ある、人や物事が永遠に同じ状態であることはない。私たちが手にしているものは、いつかは失われたり、壊れる。

それゆえ、自分が持つものや身近な人たちに感謝し、今を大切に過ごそうと思う。