仏教では生きることは、苦しみだと考えられている。
輪廻転生することで、また苦労の多い人生を生きなければいけない。
だから仏教では、輪廻転生から抜け出す事が、大きな目的だ。

★★★
まず自身を悩ます苦痛の原因が何であるかを考える事が悟りの道の一歩目だ。
何が原因で自分が苦しんでいるのかを的確に把握することが大事だ。 

輪廻を発生させているのは、自分だと気づく。
全ての現象を作っているのは、自分だ。
他人や世界で起きている幸運、不幸も、全部自分自身が原因だと自覚する。
自分に無関係に見えるものも全て自分が原因だと理解する必要がある。
目をそむけたくなる悲劇も自分自身が起こしていると認める。


悪い心、自分が悪い人間だと認める。
全ては自分が悪かったのだ。と認める。
死という概念を受け入れる。