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ギャルメタラーの日々

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年が明けて最初のレビューはベタな有名盤でお送りすると決めてますが、もう2月だし(笑)。
ベタな有名盤もネタがなくなって来たので何にするか困りますが、これがまだだったのでいってみましょう!

EXTREMEの2枚目のアルバムで、彼らのアルバムでいちばんメジャーなアルバム。まぁ最高傑作といっていいでしょう(個人的には1stが好き)。
彼らが打ち出したのがファンクメタルというもの。もともとリズム感覚の抜群な彼らがホーンなんかを入れてそれっぽい音楽をやってますが、前作にもあった曲調なので、急に変わったわけでもなんでもありません。当時の雑誌を見ると、何がファンクメタルだ~みたいなコメントもありますが、実に的はずれなコメントだとわかります。

プロデューサーはマイケル・ワグナー。当時の彼はとにかくギターサウンドに命をかけているようで、彼の手がけた作品はみんなギターが前面に出たものになっています。このアルバムはそのやや極端なもので、ヌーノの奔放なギタープレイが、リフ、ソロだけじゃなくオブリに至るまではじけまくっています。

アルバム自体全米10位。チャート1位の曲も含んでいるので,シングルがあるから売れたみたいに思っている人もいますが,このギタープレイはいま聞いてもすごい!

1. DECADENCE DANCE
2. LI'L JACK HORNY
3. WHEN I'M PRESIDENT
4. GET THE FUNK OUT
5. MORE THAN WORDS
6. MONEY (I'M GOT WE TRUST)
7. IT('S A MONSTER)
8. PORNOGRAFITTI
9. WHEN I FIRST KISSED YOU
10. SUZI(WANTS HER ALL DAY WHAT?)
11. HE-MAN WOMAN HATER
12. SONG FOR LOVE
13. HOLE HEARTED

① 最初何の音もしなくてビビりますが(笑),ピアノの調べが半音を使ったちょっとだけ変わったフレーズ。
そのあと重いストリングス。そしてギター。1分半ほどでノリのよくて気合いの入ったリフが登場。
ヴォーカルのあとにリフというスタイルのAメロにズッシリした質感のリフ。キャッチーながら後半はマイナーを入れてくるあたりはさすが。
2番はさらにビックリ。タッピングやフルピッキングをこれでもかというオブリがすごい!ギターソロは意外にもテクより歌うソロ。7分近くある長い曲なのに最後まで飽きさせないです。

② ハーモニクス弾きの印象的なイントロに続いて、弾いたら難しいノリのリフ。
ホーンも入るちょっとだけファンキーな曲です。
もちろんこの曲でも2番はオブリたっぷり。2分前後ではヌーノ得意のタッピングも入ります。
ギターソロはタッピングなんかが入る前半から、これでもかというフルピッキングの後半まで充実。フェイドアウトしてまたフェイドインしてくるエンディング。

③ ラップ調のヴォーカルで始まる曲で、Aメロもそんな感じの曲ですが、彼らの持ち味でもあるヴォーカルコーラスでサビはあったか。
ブラッシングのハデなバッキングの2番のあとのギターソロは短いながら後半はハデなタッピングで聞かせるもの。いったんブレイクのあとずっしりしたリフで終わります。

④ ドラム、そしてベースと始まるちょっとファンキーな曲。同時期リリースのSKID ROWが「GET THE FUCK OUT」ですから、こちらは上品に見えますね(笑)。 
ホーンもしっかり入ってはねるリズムですが、めっちゃファンキーというわけではありません。
ギターソロは2分55秒あたりからの、いまでも最高峰タッピングといえるタッピングで激しく弦移動して上昇下降するフレーズが特筆もの。タップする音が入ってる分、普通のスウィープよりキラキラして聞こえて超ステキ!と思ったらYouTubeにはこの部分のコピーがたくさん!{弾いてみた~」的なやつですよ。みんなようやる。

⑤ 言わずと知れた大ヒット曲。
もちろんロックバンドのバラードなだけに、このヒットのあとはレーベルからまたこういう曲をやれ的なプレッシャーもあったでしょう。ヌーノたちはこの曲にあんまりいい印象がないようです。でもアコギに乗るメロディーはステキだし、エンディングにはアコギなのにタッピングもやってくれるし、いいと思います、とても。

⑥ ちょっと童謡とかの親しみやすいメロディーに通じるメロのリフが印象的な曲。ヴォーカルコーラスもキャッチーであったか。
ギターソロはディミニッシュっぽいフレーズでフルピッキンングなのがスリリング。前作に数曲あったこういう雰囲気が好きなんだなぁ。

⑦ 妙なタイトルの曲ですが、ノリのばつぐんにいい曲。⑥に通じるあったかさもサビにはあります。ホーンが入ってる分、とちょっとゴージャス感はありますが曲調自体は前作にもあった感じ。
ギターソロはスウィープっぽいフレーズの確かフルピッキンングだったかな。テクニックとメロが同居した名フレーズの1つかも。

⑧ アルバムタイトル曲で、この曲もノリのいい曲。ギターのリフのみで始まりますが、いきなりSEX!という出だしはスゴい(笑)エンディングにも連呼しますが。
この曲のリフは弾けたら気持ちいいでしょう。
タッピングやフルピッキンング、クリケットなどで攻めるギターソロもメロディーがしっかりしてていい。ギターソロのあと珍しくファンキーなカッティングも入ります。
サビメロは薄味ながらバッキングやヴォーカルコーラスなどで、そうは思わせないのもさすが。

⑨ アナログレコードっぽいパチパチ音も入るイントロ。「New York City~」という出だしに、ピアノとベースをバックに歌われる、ムーディーな曲。後半はキーボードも入るステキな曲です。まったくHRじゃないけどね。
シナトラうんぬんいうてるのでそんな雰囲気もあります。

⑩ これもノリのいい曲で、しっかりとしたメロディーをもつリフ、ヴォーカルコーラスもあたたかいサビ、聞き所の多い曲の1つです。
個人的に好きなのは、ヌーノが得意としてたクラシック調メロディーのギターソロ前半です。スウィープも入れてます。終わり方もちょっとステキ。

⑪ 前作のPlay With Meと同じく長いギターソロから始まります。カタカタ~という速いリズムに乗せてテクニカルながらもメロディアスな小曲になっていて、それが終わるとゆったりめリズムに意外に音数の多いリフ。
アメリカのWikiによればこの曲のイントロ・アウトロのソロはドゥイージル・ザッパだそうですが,真相は?
マイナー調のメロディーがたまらないAメロが特に好きです。
4分20秒からのプレイは④のタッピング上昇下降フレーズと弾き方の同じフレーズ。でもメロも雰囲気も違うしとってもいいです。

⑫ みんなで歌ってる感じのサビがいいバラード。マイナーで始まってBメロで明るくなっていく感じがステキです。ストリングスの入る2番もいいです。
ねばっこく1音1音大事にしてるギターソロもセンスいい。
シングルカットもされ,UKチャートで12位と善戦。

⑬ アコギのカッティングで始まるちょっとブルージーな曲。ノリのいい曲で、ヴォーカルコーラスもいい感じの曲なので、この曲もシングルカットされています。全米ビルボード4位とはすごい。



*EXTREME記事~
EXTREME「EXTREME」(1989) →http://blogs.yahoo.co.jp/fltsts/46173224.html