おはようございます。
直です。


先日、7月5日(水)滋賀県社会福祉協議会で民生委員の皆様向け、
LGBT講演会に登壇させていただきました。

 

滋賀県の近江八幡市での開催。

 

 



どんどん、席が埋まってきてます。

現地、約300人。

オンラインで、
3200人の方が、ご参加くださる予定。

人数聞いて、震える🤣

人生の中の大切な2時間をいただいて、
お話させていただきます!



 

やり切りました!
2時間の講演会を終えました。
 

約3500人の民選委員の方に向けた、

LGBTQや性の多様性のお話。

 

 

民生委員の皆様は、

 

高齢者、子育て、介護など、

地域での困り感を持つ方の相談や、

学校に登校する生徒さんの見守りなど、

 

地域の社会福祉に関する幅広い活動をされています!!
 

ボランティアでの地域貢献✨
 

縁の下の力持ち!!
地域にとってなくてはならない存在です。

 


 

カミングアウトを理解しようと、

努めてくれた両親のことを、

話していて、

ふと、気づいたら、
 

「いただいた命があるからこそ、  

今、この場に立てています」
 

って、口に出してました。
 

命を繋いでくれた、

両親やご先祖様への感謝があふれた時間。


 

母親に、

カミングアウトして、17年が経ちました。

 

この、お正月に、

 

「子どもが当事者だと知った後、

どうやって、乗り越えたの?」

 

って、聞いたら、

 

「まだ、乗り越えたかどうか?わからない。」

 

って、教えてくれました。


 

 

正直、ビックリ!

 

自分が伝えられたことで、

受け止めてもらえた安堵感で、
 

急にカミングアウトされて、

驚いて、戸惑う母の気持ちや、
 

両親も両親で誰にも相談できずに、

いろんな葛藤や悩みがあったんだろうなと、

 

両親の背景や気持ちを、

改めて、考えられるように気づかされました。

 

 

育て方が悪かったのか?

一時の気の迷いでは?

 

もっと早く、

気づいてあげられなくて、ごめんね。

 

いじめられないかな?

 

この子は、社会で生きていけるのか?

 

今、考えると、

いろんな不安や悩みがあったんだろうな。

 

自分たちの時代の幸せと、

私が目指している幸せのカタチの違いに、

 

戸惑いがあったのかもしれない。

 

 

戸惑いながらも、

LGBT活動🏳️‍🌈を応援して、

 

支えてくれている、両親に感謝。

 

二人の元に生まれてきて良かった。

 

本当に、ありががとう。

自分で選べる人生の喜びを感じています🥰



母に伝えて、

 

5年後に、
父も、びっくりしながら、

カミングアウトを受け止めてくれました。

 

 

7月8日(土)
昨日は、父の79歳の誕生日。

 

来年は、一緒にお祝いしようね。




カミングアウトは、

もちろん、受け入れてもらえたら、

すごく嬉しいし心強い。
 

だけど、そうじゃない時もある。

 

そんな時に、

誰か1人にでも、

 

心を許して、

そのままの自分を出せる、

瞬間があるとしたら、

 

人生の絶望が、

一瞬で希望に変わる。
 

子どもでも、大人でも、それは同じ。
 

出会わせていただいた皆さんも、

ご先祖様がいて、ご両親がいて、
 

今、かけがえのない命を生きてきて、

こうして、同じ場所と時間にいさせて、
 

いただいてることも、きっと必然。 

 

LGBTQ講演を受けた1日ではなく、

残りの364日の日常を、

どう過ごすか?が、大事。

LGBT活動家、遠藤まめたさんの言葉

 

地域で多くの人と寄り添い、

交流して、おつなぎされるお役目がある、
 

民生委員の皆さまの、

さりげない言葉、行動、在り方が、
 

誰かの勇気になる、

きっかけになれば嬉しいです。

 

主催してくださった

滋賀県社会福祉協議会の皆様!

ありがとうございました☺️


地域から社会を元気に!

応援しあえる社会に一緒にしていきましょう🏳️‍🌈✨✨