おはようございます。
直です。
先日、7月5日(水)滋賀県社会福祉協議会で民生委員の皆様向け、
LGBT講演会に登壇させていただきました。
滋賀県の近江八幡市での開催。
どんどん、席が埋まってきてます。
現地、約300人。
オンラインで、
3200人の方が、ご参加くださる予定。
人数聞いて、震える
人生の中の大切な2時間をいただいて、
お話させていただきます!
やり切りました!
2時間の講演会を終えました。
約3500人の民選委員の方に向けた、
LGBTQや性の多様性のお話。
民生委員の皆様は、
高齢者、子育て、介護など、
地域での困り感を持つ方の相談や、
学校に登校する生徒さんの見守りなど、
地域の社会福祉に関する幅広い活動をされています!!
ボランティアでの地域貢献✨
縁の下の力持ち!!
地域にとってなくてはならない存在です。
カミングアウトを理解しようと、
努めてくれた両親のことを、
話していて、
ふと、気づいたら、
「いただいた命があるからこそ、
今、この場に立てています」
って、口に出してました。
命を繋いでくれた、
両親やご先祖様への感謝があふれた時間。
母親に、
この、お正月に、
「子どもが当事者だと知った後、
どうやって、乗り越えたの?」
って、聞いたら、
「まだ、乗り越えたかどうか?わからない。」
って、教えてくれました。
正直、ビックリ!
自分が伝えられたことで、
受け止めてもらえた安堵感で、
急にカミングアウトされて、
驚いて、戸惑う母の気持ちや、
両親も両親で誰にも相談できずに、
いろんな葛藤や悩みがあったんだろうなと、
両親の背景や気持ちを、
改めて、考えられるように気づかされました。
育て方が悪かったのか?
一時の気の迷いでは?
もっと早く、
気づいてあげられなくて、ごめんね。
いじめられないかな?
この子は、社会で生きていけるのか?
今、考えると、
いろんな不安や悩みがあったんだろうな。
自分たちの時代の幸せと、
私が目指している幸せのカタチの違いに、
戸惑いがあったのかもしれない。
戸惑いながらも、
LGBT活動を応援して、
支えてくれている、両親に感謝。
二人の元に生まれてきて良かった。
本当に、ありががとう。
自分で選べる人生の喜びを感じています🥰
母に伝えて、
5年後に、
父も、びっくりしながら、
カミングアウトを受け止めてくれました。
7月8日(土)
昨日は、父の79歳の誕生日。
来年は、一緒にお祝いしようね。
カミングアウトは、
もちろん、受け入れてもらえたら、
すごく嬉しいし心強い。
だけど、そうじゃない時もある。
そんな時に、
誰か1人にでも、
心を許して、
そのままの自分を出せる、
瞬間があるとしたら、
人生の絶望が、
一瞬で希望に変わる。
子どもでも、大人でも、それは同じ。
出会わせていただいた皆さんも、
ご先祖様がいて、ご両親がいて、
今、かけがえのない命を生きてきて、
こうして、同じ場所と時間にいさせて、
いただいてることも、きっと必然。
LGBTQ講演を受けた1日ではなく、
残りの364日の日常を、
どう過ごすか?が、大事。
↑
LGBT活動家、遠藤まめたさんの言葉
地域で多くの人と寄り添い、
交流して、おつなぎされるお役目がある、
民生委員の皆さまの、
さりげない言葉、行動、在り方が、
誰かの勇気になる、
きっかけになれば嬉しいです。
主催してくださった
滋賀県社会福祉協議会の皆様!
ありがとうございました
地域から社会を元気に!
応援しあえる社会に一緒にしていきましょう