邦題:宇宙からのツタンカーメン
42点。
邦題からはヤバそうな臭いと、加えて、オチが読めてしまうと言うか、ジャケットにも何かの写真が載ってるし、しっかりと丁寧に撮られているのに、色々と残念なことになってしまったSFホラー映画。
恐怖の対象はミイラの筈(背が高い!)なんだけど、真実の姿に至っては何かどっかで見たことある様なフォルムの所為で見失ってしまう。それよか、一緒に埋葬されていた緑のカビの方がはるかに危険なのはどういうことかしらん。
~あらすじ~
ある日ツタンカーメンの墓から棺が発見され、アメリカの大学に移送される。
研究チームが放射線を使った調査を始めると、その影響でミイラが甦ってしまう。
復活したミイラは次々と殺人を犯していき…。
(※キネマ旬報ウェブより抜粋)
以下、ネタバレ。って言うか、もうしてる様な気がする。
視覚効果としては、ミイラの視界は緑色の画面になるので、とても解り易い。
発見時の骸骨にビビって後退ったタイミングで、武器を持った骸骨が立ち上がるとこなんて、かなりの拘りを感じます。
警備員さんたちが鼠にビビった表情がもう、完璧で笑ってしまいます。一目散に逃げて行くんだけど、これじゃミイラなんか絶対に捕まえらんないと思いました。でも、こういう人ってちゃんと最後まで生き残るんだよね。
結末は何か、もう、とんでもないことになって「バック・トゥ・ザ・フューチャー」よろしく、続くらしいんです。思わず、続編を必死になって探しちゃったけど、40年以上経ってるのに作られてなかったです。ホッとした様な、残念な様な。