邦題:殺しのドレス
72点。
 
ホラーとエロスって何でセットなんだろう?この監督って「キャリー」でもがっつりだったよ。そりゃ、裸は自分ので見慣れてるけどさぁ。逆に何で男にはそういう描写無いの。何かズルくない?実際のところそんなの見たいなんて、全く、思わんけど。何か、納得出来ないぞ。それとね、この監督はヒッチコックのこと好きっぽいけど、女を虐めるとこなんか真似する必要無いでしょ。リアルで会ったら張っ倒してしまいそうだわよ。ぺっぺっ。
 
 
~あらすじ~
性への欲求に悩まされていた人妻のケイトは美術館で出会った男性と行きずりの情事を楽しんだ後、何者かによって惨殺されてしまう。それを偶然目撃したコールガールのリズは、ケイトの息子・ピーターと組んで事件の謎を追うことになるが…。
(※Filmarks映画より抜粋)
 
 
以下、ネタバレ。って言うか、感想。
 
 
因みに、原題の言い回しの意味とはこういうものです。私、大人なので、ちゃーんと知ってますのよ。
 

 

 

 

2進数の20桁って07FF、2047って大したことあるのかを一瞬、考えてしまったけど、送信、保持に加えて、受信をするなら、誤り検出に1ビット必要になるとして。

そも、送信速度が肝だよね。0.5秒くらい毎にピ、ピ、ピとなっていたので、38bpsと仮定すると、1980年代後半から始まるダイアルアップ接続の初期の通信速度は300bps。んー。ピーターは当時の最先端の技術と言えるっぽい?

 

って言うか、真面目に考察してたのに、この機械は物語に全く、関係無かったよ!

ピーターはそういうのを作れる頭脳があるってことだけ。

 

 

 

 

□当映画の映像演出には私、釘付けなんだよ。

美術館内の5分弱の追いかけっこのシーンが台詞も無いのに、心情を雄弁に語っていて良いです。早戻して2回観ました。って言うか、当映画、えっちぃです…。ジャンルを調べたら、エロティックサイコロジカルスリラーだって。

これ、大人が見るやつじゃん!(語彙力)

 

ケイト、ほんとに迂闊過ぎるけど、こんなこと、今迄は一切しなかったんだろうな。それなのに、そこまでの罰とか…ちょっと厳しくない?ついでに、ベッドで寝ている男もやりに行きなよ。そこまでがセットじゃないの?

 

エレベーター内の鏡越しのスローモーションでの描写が、緊迫感を演出するのに覿面に良い。この時、剃刀はエリオット博士の持ち物で、リズに拾われてしまったので、以後、この剃刀は一個しかない筈なのがヒントになるのかな。

 

2画面分割で別々の動きをするのも良くて、テレビの番組だけを最後にリンクさせる。この動きのリンクって、リズと車掌との首にも言えて、逆にリアルに感じて面白い…この監督好きなのかもしれない。丁度良く、私に響く、こういった映像演出。

 

 

 

 

ちゃんと、犯人には想像がつくレベルで、あー呆気無く終わるのかなーと思ったら、ラストシーンが怖過ぎるって!何で、女ばっか虐めるんだよぉ…ばかぁ…。

 

 

男性諸氏、写真に何か思うなら、それは、女性も思うことかもだぞ?

 
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