邦題:ハッピー・デス・デイ 2U
63点。
 
観終わった後にハッピーな気持ちになれた映画、「ハッピー・デス・デイ」の続編。
最早、ホラーでは無いので苦手な人でも観れます。半端な描写が邪魔なのでいっその事(無い方に)振り切れて欲しいくらい。
前作を楽しめた人は観ても良いかな。ただ、脚本家が変わっています。残念だね!
 
 
以下、ネタバレ。って言うか、感想。
 
 
そもそも、前作を楽しんだ人が続編を観るものなので一般の評価が甘めです。監督の映画に対する愛は前作を含む、痛いくらい伝わるんです。今作の最大のネタバレは「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」そりゃ、嫌いな人は居ないんじゃないかしらってくらいのタイトルだけど、ツリーが劇中で言ってましたよね。
 
「皮肉だよね。ずっと思ってた。私が同じ日に何度も逆戻りしてたのは、ママの死に向き合う為だったって。…ママとは関係無かった。科学の実験で起こった、只の偶然だった。」
 
何度も死を繰り返して、肉体も精神も擦り減らしたけど、自分が(私が)納得出来る理由がそれだったのに。ひどいよ。
挙句の果てには、本来、自分の恋人であるはずのカーターに綺麗事を言われる始末。
 
「全っ然解って無い。私がどんなに辛い思いをしたか。」
 
そこまで沿わなくて良いよ。だって、あっちはSFコメディだから。マーティは主人公補正が掛かるから死なないんだよ。
もう頑張んなくて良いよぉ。傷付かないで欲しい。可哀想過ぎるよぅ。
 
結局、ツリーは相変わらず男前の行動に出るんだけど、最後に上記の感情を全てぶっ飛ばしてしまうセリフ。
 
それは違うんじゃないの。サイコパスやん。(どん引き)