劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~(2.5) | 想像上のLand's berry

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言葉はデコヒーレンス(記事は公開後の一日程度 逐次改訂しますm(__)m)

劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~
監督:瑠東東一郎

概要
 2018年の「ユーキャン新語・流行語大賞」のトップテンにランクインするなど社会現象になったドラマ「おっさんずラブ」を映画化。ドラマ最終話のアフターストーリーが描かれる。春田創一役の田中圭、黒澤武蔵役の吉田鋼太郎、牧凌太役の林遣都をはじめ、内田理央、眞島秀和、大塚寧々らレギュラー陣が続投し、ドラマの演出を手掛けた瑠東東一郎が監督を務める。(シネマトゥデイより)

感想
 ドラマ版は面白かった。それでも、序盤がピークだったように思う。部長(吉田鋼太郎)が「はるたん好きです!」とか言っている辺りはサイコーだった。はるたん(田中圭)が林遣都くんと付き合うようになって部長が後景に引くと、なんだかイマイチになった。

 思うに、この手のドラマの面白さは「掛け合わせ」の新しさにある。たとえストーリー的には20年前のトレンディドラマと代わり映えしなくても、それをオッサン同士がやることで新味なものに映る。だから、肝となるのは「カップリング」なんだ。

 そんなこんなで、はるたんと部長の黄金カップルがこの作品の肝だったわけだけれど、この映画では、それを復活させるためにひとつのアイデアが入ってる。その辺りはまあ面白い。「…ぽん」のくだりとかね。

 正直、それ以外に面白いところはない。ストーリー的にも何も見るべきところはない。単に「キュンとする」とか「泣ける」ようなシチュエーションを繋いだだけ。芯がない。「地上げ」とか、いったい何年代のドラマなの?って。

 新キャラクター(志尊淳)がほとんど機能していないところもマイナス。掛け合わせの面白さが命なんだから、もっとアクの強いキャラクターであって然るべきだと思う。彼の背後にあるドラマも、なんだか取ってつけたような薄っぺらさ。

 これ、部長を主役にして作ったほうが良かったんじゃないかな…。まあ、はるたんの「あの」あざとい演技は嫌いじゃないけれど←

☆☆★(2.5)