世界の秘密(7.26パジャドラ参戦記)
人は同じ過ちを繰り返す。
4月以来ずっきー(山内瑞葵)公演に行けていない(当たっていない)のに、なぜだかポチってしまった7.26パジャドラ。いや、ゆいりー(村山彩希)のパジャドラやっぱり一度は見たかったし…。
ともあれ、約2ヶ月ぶりの公演。
抽選順はそこそこ。お気に入りの立ち見最前も空いていたけれど、今年初の座席に座る。はじめてのパジャドラだし、やっぱり少しでも近くで見たいかなあ…とか。僕はまだ気づいてなかった。この時、自分が何をしでかしたか。
この日は、くらら(蔵本美結)もお目当てだった。僕のドラ3/研究生での「推し」。劇場フル出演デビューの時に見て以来、約一年ぶりの再会。目元の辺りが少し大人っぽくなったかなあ。風邪気味のせいか、ちょこちょこ空咳をしていた。
おっとりしているけれど、食べものの話になると妙に早口になるくらら。何だろうな…見ていて安心感があるというか、心がほっこりする。上に行くにはもう少し自信とか野心があった方がいいとは思うけど、あのおっとりさが魅力でもあるから、その辺が難しいところではあるよね。
光はあるんだ。間違いなく。
他に印象に残ったのは、くまさん(佐藤詩識)。パッと見た瞬間に、人としての温かみとか、面白みみたいなものが伝わってきて、「あ…この子好きだな…」って直観的に思えた。ゆいりーがくまさん気に入っているのも分かるなあって。
もちろん、これまで映像では何度も見てきたし、個性も掴んでいたつもりだけれど、実際に見ると、人としての存在感とか、持っている雰囲気とか、そういうものがパッと伝わってくる。
下手側では、めぐみん(永野恵)の「ガチ恋ホイホイ」っぷりも印象に残った。目を合わせると、その瞳にたちまち釣られ…吸い込まれそうになる。
そして、僕が何をしでかしたか。
下手/上手側の座席は(位置にもよるけど)、柱の陰に隠れてほとんどユニット見えないのよね…。「てもでも」が始まった瞬間にイヤな予感がした。そらちゃん(本田そら)の方はわずかに見える。もうひとりが見えない。コールが聞こえてくる…「ゆーいり! ゆーいり!」
…orz
ああ…もう僕の人生終わりました。
「パジャドラ」で、ゆいりー「てもでも」で…なぜ僕はこの席を選んでしまったんだ…!
一度だけ…「一人きりで歩き出した♪」という歌詞とともに、ゆいりーが下手側に回ってくる。
約十数秒…
特別な時/空間。1時間半の中で、この十数秒が何より心に刻まれた。照明に照らされ、わずかに上を向いたゆいりーの横顔。『天気の子』風に、あるいはイェイツ風に言うならば、「世界の秘密」がそこだけ顔をのぞかせた。そんな感じだった。
講義でAKBやゆいりーの話をするのも、僕の中では必然性がある。別にAKBを応援したいからってわけじゃない(←) 僕がいま考えていることはそれぞれ少しづつ繋がっていて、その中心にゆいりーがいる。まるで『ペンギン・ハイウェイ』の「おねえさん」のように…ね。
僕はいまでも、「世界の秘密」を解き明かせていない。巨大な柱がそこには横たわっていて、僕はそこにアクセスすることさえできない。満場の「ゆいりーコール」のなか、そんなことを考えていた。