ジュラシック・ワールド/炎の王国
JURASSIC WORLD: FALLEN KINGDOM
監督:J・A・バヨナ
概要
恐竜が放たれたテーマパークが舞台のアドベンチャー『ジュラシック・ワールド』の続編。火山噴火が迫る島から恐竜を救い出そうとする者たちの冒険を活写する。監督は『インポッシブル』などのJ・A・バヨナ。前作にも出演した『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズなどのクリス・プラット、『レディ・イン・ザ・ウォーター』などのブライス・ダラス・ハワードをはじめ、『インデペンデンス・デイ』などのジェフ・ゴールドブラムらが出演する。(シネマトゥデイより)
感想(序盤のネタバレあり)
この映画は、前作もさることながら、「ジュラシック・パーク」…かの伝説の1stとも強く接点を持っている。前作と1stと、その2つは予習/復習として見ておいた方が良いかな…少なくとも、映画に込められた情緒みたいなものは、この2つを見ておいた方が伝わる。
遺伝子操作によって復活した恐竜たち。ジュラシックシリーズでは一貫して「再生」が根底に流れていた。
この映画の前半を貫くのは、それとは正反対の「滅びの美学」だ。廃墟となったジュラシック・ワールド。この映像がすでに素晴らしいよ。前作を見ているだけになおさらね。ちゃんと時間の経過を見せてくれる。
そして、(ややネタバレになるけれど)恐竜たちは火山によって再び滅んでいく。煙の中で、水の中で息絶えていく。それは単に、6500万年前の絶滅を彷彿とさせるだけじゃない。復活した恐竜を、このシリーズで何回にも渡って描いてきたからこそ、この新たな「絶滅」は、より胸を打つ。
ただ、出色の出来だったこの前半に比べると、後半はやや平凡。「世界」が一気に縮まったよう感じを受けるし、そこで繰り広げられる「活劇」もどこかで見たような印象だ。終わり方はなかなか良かったかな…面白い決着の付け方をしている。
☆☆☆☆(4.0)