な?(コロンビア戦) | 想像上のLand's berry

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言葉はデコヒーレンス(記事は公開後の一日程度 逐次改訂しますm(__)m)


「な?」(コロンビア戦)

西野さんの作るチームがどういうものになるか…それは見てみないと分かりません。でも、ぼくは彼は優秀な監督だと思っていますし、期待もしています。時間がないのは確かですが…でも、そこまで悲観もしていないのですよ。

いまの代表はズタボロに言われているけれど、可能性の芽がないかと言ったら、そんなことはないと思う。ガーナ戦も収穫がなかったわけでは全然ないし。そこまで悲観する理由が僕にはよく分からんのだよね。サッカーは水物なんだ。

いまの代表を取り巻く空気を見ていると、ただ叩きたいだけの人とか「危機感」を持っているジャーナリストのネガティブな言葉が蔓延していて、ぼくは「いや、ピッチで起こっていることを見る限り、そこまで言うほど悪くはないんじゃないか?」と言いたくなってしまう。


 …一言…

 「な?」

 いやもうドヤ顔ですいませんが(=^・^=)

 日本2-1コロンビア

 …ヽ(=´▽`=)ノ

 「運」という話も出ているようですが…その「運」を呼び寄せるのも実力の内です。PKを獲得したシーンでは、大迫がうまいこと抜け出していました。あれは大迫の(半端ない)クオリティが生み出したものです。それがなければPKもない。

 キーマンだったクアドラードをコロンビアは早々に見切りました。それもまた、長友のクオリティがもたらしたものです。前半20分くらいだったかな…サイドの一対一で完勝したシーンがありました。(人数不足もあり)あれでサイド攻撃を諦めさせたなと。

 失点シーンは反省すべきですが、後半の入り方も良かった。ちゃんと数的優位を活かし、ボールを動かし動かすことで、相手を疲れさせた。あれは人数が多い時の「セオリー」ですが、強豪コロンビア相手にちゃんとそれを出せたのも日本のクオリティの為せるわざです。

 人は簡単に「10人だから」と言います。でも、たとえ10人対11人でも、相当に実力差がある場合、10人の方が押す展開になるなんてことはサッカーではままあります。日本はそんなに弱くなかった…コロンビアとの実力差はそもそもそんなになかった…ということですよ。後半なんてほとんど相手サンドバック状態だったじゃないですか。

 いまの日本は一部の人が言うほど弱くはないんですよ。20年前とは違います。多くの選手が海外で経験を積み、たとえどんな相手であれ「ビビらなく」なりましたし、どんな相手が来てもそれなりに対応できるようになりました。先述した長友や大迫のプレーはそれを証しています。

 西野体制になってからの選手選考、親善試合もこの結果に結び付いています。

 パラグアイ戦の勝利によって士気が高まり、「行けるぞ」という雰囲気が出たのも良かったですし、あの三戦を通じて、どういう形がベストか徐々に見えていきました。槙野は手癖が悪いのでファールが怖い…宇佐美は守備の強度が弱いので使いづらい…本田が入っていると攻撃のスピードが上がらない…C大阪セット(香川-乾)、鹿島セット(大迫-柴崎-昌子-植田)は連携が出来ているのでセットで使うのが有効。

 そういう風に考えていくと、コロンビア戦のメンバーがどういう風に選ばれたか分かります。あのスタメンを見た時、(少なくともGK以外は)現状考えうるベストの布陣を敷いてきたな…と。この短期間でベストの布陣を見つけ出したんです。それはやっぱり凄いですよ。ハーフタイムの修正もほぼ完璧でした。

 西野さんは「名将」なんです。それはこの結果を受けて言うわけじゃありません。Jリーグ歴代最多勝利記録というれっきとした実績を残している監督で、五輪代表監督としても「マイアミの奇跡」を起こしてみせた監督で、だからもともと紛れもない「名将」なんです。

 記者会見での発言だけを論って「無能」みたいなレッテルを貼っていた人たち(サッカージャーナリスト/解説者にもいましたが…)は単に、そういう事実に目をつむっていただけでしょう。人は時に、先入観に惑わされて眼の前のものから目を逸らします。ピッチの上で何が起きているか、そもそも見えちゃいないんです。

 まあ…そんなことはもうどうでも良いや。僕らは勝ったんだ。

 たしかに「運」はありました。この結果は出来すぎたとも思います。でも「運」を引き寄せたのは自分たち自身です。そこは誇っていい。あの日本代表は僕らの誇りですよ。