レディ・プレイヤー1(5.0) | 想像上のLand's berry

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言葉はデコヒーレンス(記事は公開後の一日程度 逐次改訂しますm(__)m)

 
レディ・プレイヤー1 
READY PLAYER ONE
 
監督:スティーヴン・スピルバーグ
 
感想
 スティーヴン・スピルバーグがアーネスト・クラインの小説を映画化した、仮想ネットワークシステムの謎を探る高校生の活躍を描くSFアドベンチャー。2045年を舞台に、仮想ネットワークシステム「オアシス」開発者の遺産争奪戦を描く。主人公を『MUD マッド』『グランド・ジョー』などのタイ・シェリダンが演じる。共演は、オリヴィア・クック、マーク・ライランス、サイモン・ペッグ、T・J・ミラー、ベン・メンデルソーン、森崎ウィンら。(シネマトゥデイより)
 
概要
 (アップライジングより)こっちが本当の「パシフィック・リム」だったっていう…
 
 だってさ…デロリアンと金田バイクがデッドヒートを繰り広げ、頭上ではキングコングがビルに登ってるんだよ? 他にも、お馴染みのアレやコレやがわんさかと登場する。いや…権利関係どうなってんのよ…なんてのは大人の野暮。だって、ここにあるのは少年の夢。
 
 金田バイクが小型化して手にすっぽりと収まる。ツボを押さえているなあと。なんて言うの…そのおもちゃ感がたまらん。これは何より、スピルバーグ自身がそうであるところのギーク(オタク)のための映画。ただ、参照されている光景が80年代だから、明らかにスピルバーグの少年時代ではない。むしろ原作者のイメージだろう。
 
 でも…伝わる。このゲーム世界=オアシスを作った「ハリデー」こそ他ならぬスピルバーグ自身なんだと。ああ…だってそれはそうだ。『E.T.』に『未知との遭遇』に『レイダース』に『ジュラシックパーク』に…あの眩しかった80~90年代前後、ぼくらに夢を見させてくれたのはいつだってスピルバーグだった。
 
 それでも、夢はいつか覚める。ゲームに終わりがあるように。スピルバーグもいつまでも夢を紡げるわけじゃない。だからこれは、継承の物語でもある。「僕らの作った夢で遊んでくれた君たち。ありがとう。今度は君たちが夢をつむぐ番だ」と、スピルバーグがそう言っている。映画としての完成度なんてさておいて、それだけで僕はもう号泣だ。いや…実際には流さないけれど←
 
☆☆☆☆☆(5.0)