コードギアス 反逆のルルーシュII 叛道(3.5) | 想像上のLand's berry

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言葉はデコヒーレンス(記事は公開後の一日程度 逐次改訂しますm(__)m)

 
コードギアス 反逆のルルーシュII 叛道
監督:谷口悟朗
 
概要
 テレビアニメ「コードギアス 反逆のルルーシュ」「コードギアス 反逆のルルーシュR2」に、新たなカットを追加して再構成された劇場版3部作の第2弾。自分を捨てた神聖ブリタニア帝国に対抗して結成した黒の騎士団を守ろうと奔走する姿を描く。アニメ版同様に福山潤、櫻井孝宏、ゆかな、小清水亜美、名塚佳織らがボイスキャストに名を連ね、谷口悟朗監督をはじめとするスタッフも再集結している。(シネマトゥデイより)
 
​感想(注:多少ネタバレします)
 ぼくはコードギアスという作品が好きではない。「ガンダム」や「デスノート」、「学園エヴァ」など、様々な要素をごった煮したような作品。別にそのこと自体は良い。いまや多くのアニメがそのように〇〇×〇〇という形で作られている。
 
 ぼくが好きになれないのは、「命」を扱う手つきが粗雑なこと。戦争映画をはじめとして、人がバンバン死ぬ作品というのはあるし、死を描写することがそのまま命を粗雑に扱っているということになるわけではない。だけど、この作品における死の描写からは、命の尊厳のようなものが感じられない。実写映画にしても命を扱う手つきが粗雑な作品というのはあるし、アニメだから実写だからというのは一概には言えないけれど、アニメだから(=実際の身体を描かないから)といって、そう簡単に人を殺して良いとは思わない。
 
 とくにユフィの「虐殺」シーンはなあ…。物語展開のためだけにあれだけ簡単に人を殺してしまう。そこに必然性なり何なりが感じられるのならばまだ許せるけれど、「冗談でギアスかかっちゃいました」みたいな、どうしようもないご都合主義であれだけ人を殺す作品を好きだとは決して思わない(デスノートも同じ理由で嫌いだ)。あれを名シーンだという人がいても良いし、その考えを否定する積もりもないけれど、ぼくにはどうしてもあのシーンが受け容れられない。
 
 さて、この映画三部作。TVシリーズを編集しているため、展開の山が二時間の流れに噛み合ってなくて、「あれ?まだ続くの?」というところがいくつかある。ほとんど総集編なのだけれど、(新作カット含め)微妙に展開に違いが生じている。バタフライ・エフェクト。小さな変化はより大きな変化を引き起こす…一作目を見た時点では、「新エヴァ」のように第二作目から大きく分岐していくのかも…という期待があったけれど、大筋では大して違いはない。ここまでのところ。
 
☆☆☆★(3.5)