共に悩むこと | 想像上のLand's berry

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言葉はデコヒーレンス(記事は公開後の一日程度 逐次改訂しますm(__)m)


憶測で話すわけにはいかないけれど、言動の端々から何となく、「そうじゃないかな…?」と、ぼくが思っていることがあって。いつか話してくれるんじゃないかって待ってるんだけどね…。



 昨日、おくまさんが、大学に通っているということを初めて公表した。気づいているファンも中にはいたと思う。くまの書いてくる景色が明らかに学校のそれだったことは何度もあった。

 …ふり返ってみれば…ぼくはずっとそのことに引っかかっていた。

 この一年間ずっと、見えない相手と綱引きをしているみたいな気分でいた。



ぼくらには見せない別の世界を持っていて、そっちの方を優先しているんじゃないかって。不安になるよ。

きっと、あの子は目の前の…手の届く範囲のことで精一杯なんだよね…。

あの子はあの子なりにファンのことを大事にしているんだとは思う。ただ、目の前のことしか見えてなくて、色んな所が行き届いてないんだ。



 くまの中になにか「別の思想」が入ってきているような気がして、ぼくはその思想になじめずにいた。



まるで別の惑星に住んでいるみたいに、まるで別の神様を信仰しているように、話が通じない。

ぼくにとって、くまは「異教」の…「地球教」のアイドルなんだ。

あの子のなかで、自分のやりたいこと、自分の憧れ、女子グループの中で「良い」とされていること、アイドルとして/タレントとして勝っていくことが、何かゴチャまぜにされているような、そんな気がした。



 見えない相手と綱引きをして、いら立っていた。



「同年代の女子たち」や褒めてくれたメイクさんやメンバーに支えてもらえば良いんじゃないの?

自分の半径30m以内に居る人たちだけのアイドルじゃなくて、もっと広い範囲の人たちのアイドルになって欲しいのです。



 なんでこっちを向いてくれないんだって、こっちだけを見てくれないんだって、ずっといら立っていた。



くまの発信力が弱いのって、SKEファンの間で話題になっていることにキャッチアップできていないってことも大きいと思うのね。

スクールカーストで上位に上がるロジックと、アイドルとして成り上がるロジックは違う。前者で良いとされること(たとえばオシャレ)も後者では必ずしもプラスに働くとは限らない。

自分がやりたいことは別にやってもいい。でも、それをやったことで満足するな。それは、ここで勝つために必要なこととはまるで別のことだ。



 なんでちゃんと言ってくれないんだって、勝手に疎外感を覚えて、勝手に悲しくなっていた。



たとえ道が分岐しているとしても、玲奈だったら、その葛藤自体をファンと共有してくれたんだろうと思える。くまは、たとえそういう葛藤があったとしてもファンには言わんから…。

あの子は、友達やメンバーには相談するけれど、ファンには弱音を吐かない。本音も言わない。…SNSやモバメが時に薄っぺらく見えるのも、あの子自身が薄っぺらいんじゃなくて、心の内の葛藤とか、その時に悩んでいることを、ファンの前に出さないからなんだろう。

あの子は本音を言わないから、あの子を取り巻く周りの人々から、さらに一歩離れて遠巻きにして見守るしかない。

別に詮索したいわけじゃないのだけれど、なんかモヤモヤするというか…壁を感じるというか…。



 ちゃんと話してほしくて、ちゃんと向き合って欲しくて。



真正面から向き合って本音でぶつかれば、ファンもそれに答えてくれる筈です

くまなりのスタンスがあるのは分かるけれど、ファンにもっと心を開かなきゃ、ファンともっとちゃんと向き合わなきゃさ、この先、昇っていくのは、本当に難しいと思う。

きっと、綺麗ごとだけじゃアイドルはやっていけない。ファンと真正面から向き合って、傷つくのが怖くても本音でぶつかって、出来るだけ誤解されないように細かくフォローして、そうしてようやく、ちょっとやそっとじゃ壊れない真の絆を手に入れることが出来る。

本音を聞かせてよ。適当な言葉でごまかさないでさ。だれに怒られようが何だろうが、別に良いじゃない。そんなことは。それよりもずっとずっと君のことを好きな人たちがいることを考えてよ。



 けれど、くまが言わないのなら、それは知らなくてもいいこと。学校を言い訳にしたくないのも分かっていたから、「足りない」と思った部分は容赦のない責め方をした。ああ…ぼくは酷い奴だ。それも分かってる。



仕事を頑張るなんて、そんなのは当たり前のこと。それは最低ラインに過ぎないんだ。

仕事に関しては一切手を抜かず真面目に全力でやるんですよね。それはもちろん、くまの良いところですが、ただそれ以外のところに関しては「赤点を取らなきゃ良いと思ってません? 」って聞きたくなります。

…「友達も大事」「家族との時間も大切」「勉強もしなきゃいけない」「遊びだってしたい」「アイドルだって人間」「色んなものを見て視野を広げることも大切」…言い訳を探せばね、いくらだって探せるんです。…でもね、言い訳をする余地を残さないくらい、なにかひとつのことに全力で向き合ってみたらどうなんですかって。言い訳の余地がある内はね、そんなの本物じゃないんだって。



 18のころ、さっしーがなにをやっていたかって、ブログばっか書いてた。ありあまるエネルギーをブログにぶつけて、「私なにやってるんだろう…」って悩んで、でもその先に居たファンにはしっかりとそれが届いていた。それが今に結び付いていった。いまは、おぎゆかのSRにも似たようなものを感じる。

 ただ…それって誰にでもできることじゃない。「あらゆることを犠牲にして、常にこっちを向いていて欲しい」、くまにそう言うのも忍びないな…って。選挙期間中にそう思ったんだ。これ以上はもう言えないな…って。



「SRやれ」「それも中途半端にやるんじゃなくて、やり切れ」「おぎゆかみたいに」ってのは、要は「プライベートを削れ」って言うことに等しいんですよね。「あらゆることを犠牲にしてもやれ」と。「それで結果が出るかどうかは分からないけれども」と…。

いくら目的意識が共通しているとはいえ、先日のSRでのあの子の顔を見たら、そこまでして「やれ」とは言えないな…って



 もちろん、くまは全力で頑張ってる。言い訳もせずに。でも…その方向が分散しちゃってるから…。現実問題として、いくら頑張っていても、ここまで届いてくるエネルギーの総量が足りなくて、それじゃあ光合成できませんって…だからぼくは諦めて、れなひゅーやおぎゆかにも光を求めるようになった。



色々と分散していけば、ぼく個人としてはハッピーでいられるわけです。



 …いま、あらためて思うこと…

 ようやく言ってくれたって気持ちが半分。「よく言ってくれたね」って。「大丈夫よ…」って。あとのもう半分は…なんだろうな…ああ…やっぱりそういうことだったのか…って。これまでにあった色んなことの答え合わせができてしまった…という、そんな感情が半分。

 「のじのじ」がさ…自分がレベル2だってことを隠してファンを煽って、でもすぐにバレちゃって。そこで、いい意味で開き直って、「わたしレベル2なんです。どうしたら良いと思います?」なんて相談して、「わたし役に立たないから、だからみなさんはもっと頑張って」なんてさらに煽って…あれはとても印象的だった。ちゃんと腹を割って話すことで、のじのじとファンは「共犯者」のような関係になった。

 くまはさ…これまで重いものをひとりで抱えていて…いや、周りの人には助けてもらってたんだろうけれど…ファンに対しては、「あなたには関係のないことです」って、実際上は言ってきたわけで。でもこうやって、はじめてちゃんと腹を割ることができた。だから、はじめてちゃんと話をすることができる。「共犯者」として。

 ファンのために使えるくまの時間には限りがある(し、それは本人の選んだ道だから仕方ない)としても、ファンは結局、好きだからファンをやっているわけで…「じゃあその限りある時間をどうやって使おうか」って相談することもできる。「一緒」に悩むことができる。

 たしかにさ…弱さを見せるのは好きじゃないかも知れないけれど…弱さを光に変えて。