花戦さ
監督:篠原哲雄
概要
小説家の鬼塚忠による著書を基に、戦国の世の日本で豊臣秀吉と華道家元・初代池坊専好の伝説に着想を得た物語が描かれる時代劇。天下人となった秀吉に対して刃ではなく花で戦いを挑む専好の姿を描く。専好を狂言師で『のぼうの城』などの野村萬斎が演じるほか、歌舞伎俳優の市川猿之助、中井貴一、佐々木蔵之介、佐藤浩市らが出演。監督は『起終点駅 ターミナル』『小川の辺』などの篠原哲雄。歴史上の人物にふんする日本を代表する俳優陣の競演に注目。(シネマトゥデイより)
感想
ふむ…映っている花は良いよね。華道界をあげて…かどうかは知らないけれど、エンドロールでずらっと支援団体の名前が並んでいるだけのことはあると思うよ。ストーリー的にも、まあまあ楽しめる。千利休の人物造形がステレオタイプだったり、退屈なところがあったりして、あまり刺激はないけれどね。野村萬斎をはじめとして、役者陣の好演によって助けられている部分もある。
ただ…画面の構図が甘い、演出のテンポが悪い、セリフ終わりのカット尻は、全部あと2秒切れる(と僕は思う)。生け花の持っている緊張感のようなものがね、画面に映る花からは感じられるのだけれど、画面そのものからは感じられない。花は主題になっているだけで、表現形式そのものが花になっていない。
岐阜城のCGとかね、個人的には嬉しいけれども。やっぱりどこかCG感があって。それにさ…ラストシーンのあれはなんだ…展開的にも絵面的にも、あれ最悪だろ…。どんな風に最悪かってのは、劇場でどうぞ。お客さん、ひとりも入っていなかったけれども←
☆☆☆★(3.5)