少女マンガについての今さら過ぎる雑感をいくつか | 想像上のLand's berry

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言葉はデコヒーレンス(記事は公開後の一日程度 逐次改訂しますm(__)m)

 
 
 少女マンガについての今さら過ぎる雑感をいくつか。もし流れ弾に当たったら申し訳<(__)>
 

 
『キャンディ♥キャンディ』(1975-1979)
水木杏子/いがらしゆみこ
 
 設定はさながら「あしながおじさん」×「赤毛のアン」。大河ドラマとして面白いし、活動的なキャラクターは魅力的。先が気になってどんどん読み進められる。ただ…登場人物が恋愛脳すぎてついていけない…( ;´Д`)
 
 (最後ああしてくるのは予測できたけれど、ムチャすぎて(≧∀≦)ノ)
 

 
『日出処の天子』(1980-1984)
山岸凉子
 
 人物造形の素晴らしさ、流麗というかな…雰囲気も特筆すべきもの。ただ、序盤はともかく、中盤以降はやっぱり登場人物が恋愛脳…政事(まつりごと)という観点がまるで欠落している。とくに終盤はドロドロすぎてついていけん…( ;´Д`)
 
(あと、建物に興味が無さすぎ…衣装との落差が(≧∀≦)ノ)
 

 
『リバーズ・エッジ』(1993-1994)
岡崎京子
 
 これは僕にも分かる同時代の空気感というか。「ああ…こういう感じあったなあ…」って。この時代感覚がきっと「エヴァ」にも繋がっていく。ただ、最終的なところでちょっと違うというか。『惡の華』(2009-2014)にも感じるんだけれど、「僕らの物語」ではあっても、「僕の物語」ではないというか。
 
…ふむ( ..)φ
 

 
『綿の国星』(1978-1987)
大島弓子
 
 好き。とても好き←
 
 アニメ映画(1984)の方は以前に見たことがあって。その時から良いなあとは思っていたのだけれど、原作はそれに輪をかけて…というか圧倒的に素晴らしくて。絵の感覚も言葉の感覚も…。
 
 ある人が、「少女マンガでも、萩尾望都とか竹宮惠子ならまだ分かるけれど、大島弓子はぜんぜん分からん」と言っていた。たしかに明確な筋があるわけじゃないから、つかみどころがないのかも知れない。
 
 ただ、なんというかな…その宙に浮いている感じ。物語的にもそうだし…世界を糾弾するでもなく、諦めるのでもなく、ただそこにある…って、その感じがぼくにはとても心地が良い。
 
 金子修介監督に『毎日が夏休み』(1994)という作品があったけれど、あれも大島弓子さん原作だったんだね。あれもぼくはとても好きだった。それから、萩尾さんの『トーマの心臓』を翻案した『1999年の夏休み』(1988)も金子監督だし、ぼくは金子監督を通して少女マンガに触れていたのだな…( ..)φ
 
p.s.
 『綿の国星』は文庫版もDVDも買っちゃった(* ̄艸 ̄)