初心者でも分かる、あま…くまちゃん講座(後編) | 想像上のLand's berry

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言葉はデコヒーレンス(記事は公開後の一日程度 逐次改訂しますm(__)m)


「初心者でも分かる、あま…くまちゃん講座(後編)」

前編のつづき

第4話「おら、びっくら仰天だ!」

 とあるコンサートで手を怪我をして、長期離脱を余儀なくされたくまちゃん。

 せっかく昇格したのに、あれほど好きだった公演にも出られなくなりました。仲間たちの活躍を横目にリハビリを続けるくま…。

 しかし、それまでのパフォーマンスを、ファンはしっかりと胸に刻んでいました。そして、ちょっとした奇跡が起きたのです。

 2014年5月。

 AKB48選抜総選挙…の速報。約300人のメンバー中、名前を呼ばれるのは80位まで。

 ここで、いまだ休養中のくまちゃんが名前を呼ばれました。

 75位。

 AKB総選挙になじみのない方には、一見、ピンと来ない順位かも知れません。

 しかし、ほぼ同期と呼べるSKE6期、AKB15期、NMB4期、HKT3期(合計約40人)のうち、名前を呼ばれたのが、75位のくまちゃんと78位の綾巴(北川綾巴)の2人だけだったことを思えば、これは、なかなかに凄いことだったのです。

 くまちゃん自身「おら、驚いた!」と言ったとかいないとか。

 その上、「SKE6期の滑舌が悪い方」(くまちゃん)が「SKE6期の可愛い方」(綾巴)に勝ってしまったのです。これはもう、アキちゃんがゆいちゃんに勝っちゃったくらいの、ちょっとした事件でした。

 さすがに6月の本番でランクインするのはまだ難しく、2人ともに圏外となってしまいましたが、この速報ランクインはおそらく、のちにもうひとつの副産物をもたらしました。


第5話「おら、ヒーローさなるだ!?」

 7月、SKE48劇場。新曲『不器用太陽』のお披露目。

 そこに、3ヶ月ぶりにステージに立つくまちゃんの姿がありました。くまちゃんは、SKE48の選抜…。選抜メンバーに選ばれたのです。

 久しぶりにステージに帰ってきたくまちゃんは、挨拶をしながら感極まり、涙をこらえます。このあとに行われたパフォーマンスは、あるファンの心境に影響を与えるのですが、それはまた別の話。

 ポカーンと口を開ける姿、(「ですけど」じゃなく)「~ですけれど」と、そこだけ妙に丁寧な口調。そこには、これまでと変わらない、いつも通りのくまちゃんの姿がありました。

 ただ、ひとつ…

 「アンパンマンか? アンパンマンなのか?」

 怪我をして動けなかった影響か、それとも速報ランクイン&選抜入りという幸せが続いた影響か…顔がパンパンのアンパンマン…クマパンマンになってしまったのでした。

 こうして、綾巴とくまの構図は、新たに「SKE6期のアンパンマンが好きな方」(綾巴)と「SKE6期のアンパンマンの方」(くまちゃん)という構図に発展したとかしてないとか…。

 ちなみに、同期の鎌田さん(菜月)の影響で、くまちゃんが二次元にどハマりしだしたのも、この頃からでした(≧∀≦)ノ


第6話「おら、緊張しちゃうだ!」

 選抜入りを果たしたクマパ…もとい、くまちゃん。パンパンだった顔も仕事をこなす内にすっきりしていき、メロンパンナちゃんくらいになりました。

 しかしながら、この選抜入りは時期尚早だったかも知れません。

 20人という大量選抜。バラード曲の『不器用太陽』では、せっかくのガムシャラ・パフォーマンスを活かす機会もありませんでした。

  トークなどでも、慣れない場所だと「よそ行き」になってしまうくまちゃんは、いつもの弾け具合を出せないことも多かったのです。それはまるで、あの「影が薄くて目立たなくて」(以下略)の頃のくまちゃんが戻ってきたかのようでした。

 次のシングル、『12月のカンガルー』では、「SKE6期の可愛い方」綾巴がWセンターの片方に大抜擢される一方で、くまちゃんは選抜落ちを経験します。さらに、年が明けて発売された『コケティッシュ渋滞中』でも選抜から外れます。

 普段、弱音を吐かないくまちゃんから、「悔しい」という言葉が聞かれるようになったのも、この頃からでした。

 そしてまた、この頃、ずっと仲良しだった同期の親友ゆっぴー(佐々木柚香)もSKEを卒業していきました。


第7話「おらたち、いつでも夢を」

 しかし、それでもくまちゃんは、自らの武器を頼りに、また一歩ずつ歩みを進めています。

 勝手知ったるチームE公演では、ガムシャラ・パフォーマンスに磨きをかけ、今では、あの(!)松井玲奈ちゃんが不在時のセンターを、斉藤真木子ちゃんと交代で努めるようになっています。

 さらに、MCではいじられキャラ全開で、しゃべるたび、「え? なんだって?」と聞き返されるくまちゃん。SKEが行った舞台『AKB49』では、ハイテンションなウザ絡みキャラを活かし、お調子者の先輩役を演じました。

 この時期、舞台稽古の影響で、一瞬だけ滑舌が良くなる…という奇跡が起こったのですが、いつのまにやら、また戻ってしまいました。「おら、滑舌悪いキャラ卒業すぃますぃた」と言った、その「しました」が、すでに「すぃますぃた」になっていたのです。

 あの速報ランクインから1年、あの選抜落ちから半年、「一日一歩、三日で三歩、三歩進んで二歩さがる」という『三百六十五歩のマーチ』のように、わずかずつでも歩みを進めてきたくまちゃん。

 迎えた2015年5月。第7回総選挙の速報では、53位にまで順位を上げてきました。

 さらに、この速報では、同期の6期生がくまちゃん含めて6人も入ったのです。鎌田菜月、東李苑、日高優月、熊崎晴香、北川綾巴、竹内彩姫。2年前、評価の上がらない研究生公演でもがき苦しんでいた雛たちも立派な若鳥へと成長し始めています。

 本番は明日6月6日、福岡ヤフオクドームです。ここでまた、どんなドラマが生まれるのでしょうか。

 物語は、まだ始まったばかりです。