メイズ・ランナー(4.0) | 想像上のLand's berry

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言葉はデコヒーレンス(記事は公開後の一日程度 逐次改訂しますm(__)m)

 
『メイズ・ランナー』
THE MAZE RUNNER
 
2014年アメリカ、113分
 
監督:ウェス・ボール
 
主演:ディラン・オブライエン
 
概要
 アメリカのベストセラー小説を基に、謎の巨大迷路に放り込まれた若者たちが決死の脱出劇に挑むサスペンス大作の第1弾。さまざまな死のトラップが仕掛けられ、どんどん変化していく巨大な迷路(メイズ)を、知力・体力を駆使して駆け抜ける若者たちの運命、そして迷路に隠された秘密が描かれる。キャストには、『インターンシップ』のディラン・オブライエン、『17歳のエンディングノート』などのカヤ・スコデラーリオらがそろう。(シネマトゥデイより)
 
感想
 何の説明もなく、いきなりとある状況に放り込まれる。目の前には乗り越えるべき障害があるだけ。どことなくアクション系のゲームを連想させる。
 
 目が覚めたら壁に囲まれた空き地にいます。抜け出すには怪物のいる迷路を探索しなくてはなりません。ただし、迷路は夜には閉じてしまうので、それまでには空き地に帰ってこなくてはなりません。そんな感じ。
 
 ただ、ボクらは、ゲームではプレイヤーとして自らが乗り越えていくわけだけれど、この映画では鑑賞者として登場人物が乗り越えていくさまを眺めることになる。つまり、この映画は、ある状況を設定して、その状況に対する登場人物たちの反応をシミュレートしている。
 
 その点で、単純なアクションというよりは、むしろSFに近い(この場合の「SF」は、サイエンス・フィクションより、むしろスペキュレイティブ・フィクションかな)。ボクはそうした作品が好きだし、その傾向がはっきり現れている序盤から中盤にかけては、なかなか面白く見ることができた。「これ良いじゃん」とね。
 
 ただ…終盤がいまいち。ボクにとってはシミュレーションが面白いんであって、ここに放り込まれた理由とか背景とか、そんなものどうでも良いんだよね。それは背景として設定されていれば良いだけの話であって。
 
 その上、この映画は、終盤になるとシミュレーションがおろそかになって、ご都合主義的な展開が見られるようになる。泣かせに来ている場面でも、(シミュレーションより)そうした場面を作りたいという演出上/脚本上の都合が透けてみえるから冷めてしまう。
 
 エンドロールのあとに流れる「第二章」の予告編。正直、ボクはもう十分かな。
 
 キャストだと、ニュート役のトーマス・ブローディ・サングスターが良い。何が良いって、顔の造形自体がすごく良いんだよね(^^;)
 
 どこか妖精的で人間離れしていて、かつそんな繊細さの中にも強さがあって、しかも瞳には知性を秘めている…こういう顔の人がいたら、そりゃあ映画に使いたくなるよね。
 
 …と、調べてみたら、ボクの憧れヒュー(グラント)様の親戚だった…ボクはどうもその一族に弱いみたい(^^;)←
 
 それから、見覚えのある顔がひとり。ユースチス!大きくなったな(笑)
 
☆☆☆☆(4.0)
物語☆☆☆★
配役☆☆☆☆★
演出☆☆☆☆
映像☆☆☆☆
音楽☆☆☆☆