幕が上がる徒然3 | 想像上のLand's berry

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言葉はデコヒーレンス(記事は公開後の一日程度 逐次改訂しますm(__)m)


でさ〜…

(前回のつづき)

 この駅ってのが、「比奈駅」なんだよね。これがどこかって調べると、富士市なんだ。

 そう…この映画の舞台は静岡…しかも駿河(静岡県東部)なんだよね。ロケも富士とか富士吉原とかあの辺でやっているわけ。ボクは富士宮出身って言っているんだけれど、生まれた病院は富士市だったりするわけで、生まれた土地の映画なんだ。

 しかも、学校のシーン(のいくつか)はまさに富士宮の高校を使ったらしくて…あの差し込む光の感じとかさ…やっぱりどこか突き刺さるわけ。最初に見たときはどこで撮ったのか知らなかったのにね。富士宮の映画なんだよ、これ。

 で、登下校とかの場面で出てくる田子の浦とかあの辺もさ…言ってみれば、ボクの「心の風景」なわけで。(ボク自身も富士宮に住んでいたのだけれど)うちのじい様の家ってのが富士宮にあって、その家こそがボクにとっての「故郷」なのね。

 だから、今でも休みになるたび何の用もないのに富士宮に行って、それで浅間さんでお参りしたり、富士宮のイオンで映画みたりして帰ってくるわけだけれど、そのじい様の家ってのが…言ってみればボクにとっては「聖地」なわけで。

 そんでさ…そのじい様の家は、少し高台に建っているから、庭から駿河湾まで一望できるんだよね。そこにはもちろん、この映画に出てきた町並みや…あの煙突が立ち並ぶ工場地帯があって…それがボクの心の風景(原風景と言っても良いけれど)なんだ。

 だからさ…この映画はボクの好きなものに囲まれているって話をしてきたけれど、これでトドメなんだよ。だって、故郷の映画なんだから。高校ってのは、(スキップしてしまった)ボクにとっては…なんだろうな見果てぬ夢みたいな感じで、しかもボクが失ってしまった故郷がそこにあって…。

 別に故郷が舞台じゃなくても、たとえば大林さんの「青春デンデケ」とか、自分にダイレクトで突っ込んでくる映画ってのがあって、そういうのはボクにとってすごく特別な作品になるんだ。

 しかも、その上、この映画はボクの故郷が舞台…。う〜ん…なんだろうな…だからこの映画は完璧なんだって、そういう側面は絶対にあるんだ。これ、ボクのための映画なんじゃないの…? っていうね。

 ボクは、つながりってのを、とても大切に考える。だからこそ、SKEを応援するって時も、名古屋とのつながりってのを、色々と探すわけだよね。なにか、そういうつながりがないと、自分がそこにいて良いのかどうか分からなくなるんだ。

 何度も何度も思う。これ、SKEの映画だったら、どれだけ良かったろうと。