きっと、星のせいじゃない。(4.0) | 想像上のLand's berry

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言葉はデコヒーレンス(記事は公開後の一日程度 逐次改訂しますm(__)m)

 
『きっと、星のせいじゃない。』
THE FAULT IN OUR STARS
 
2014年アメリカ、126分
 
監督:ジョシュ・ブーン
 
主演:シャイリーン・ウッドリー
 
概要
 ジョン・グリーンのベストセラー小説「さよならを待つふたりのために」を基にした青春ロマンス。ガン患者の集会で出会った若い男女が恋に落ち、憧れの作家と対面しようとオランダへ旅する姿などを追う。『ダイバージェント』に出演したシャイリーン・ウッドリーとアンセル・エルゴートがカップルを熱演、その脇をローラ・ダーン、ウィレム・デフォーら実力派が固める。残り少ない時間の中で懸命に生を全うしようとするヒロインの姿に熱くなる。(シネマトゥデイより)
 
感想
 う~む…こういう映画をどう評価すれば良いんだ…。
 
 映画には、それぞれの雰囲気ってものがある。なかには、まるでボクとは相容れない雰囲気の映画もあるわけだ。領域外にある映画というかな。この映画もそんな匂いがした。
 
 ボクは…恋愛要素が捨象されたアニメを称揚したり、最近はアンチ恋愛みたいな発言が多いわけだけれど、じつは恋愛系の映画がキライってわけでもない。ラブコメは好きだし、とりわけヒュー・グラントやリチャード・カーティスの作品はボクのなかで凄く大きな位置を占めている。
 
 そのヒュー・グラントのラブコメもそうだし、TVドラマで大好きだった『となりのサインフェルド』もそうだけれど、やっぱり、ある種の「軽さ」が必要なのかな。それに、恋愛がすべてじゃなくて、多くの要素の内のひとつになっていると言うか…。とくにカーティス作品だと、家族とか友人の占めるウエイトがすごく大きいんだよね。
 
 それに対して、ボクがどうしても拒否感を覚えてしまう映画は…なんだろうな…青春×恋愛×感動…みたいな映画はどうもダメみたいな…こう…シリアスにこられちゃうと引いてしまうというか…( ;¬_¬)
 
 でも、『とらドラ』は好きだしな~…(-_-;)
 
 結局、どの部分がどう…ってのは、よく分からないんだけれども、なんか距離を置いて見てしまう映画ってのはある。『ハイ・フィデリティ』もそうだし、この映画もそうだった。
 
 ここまで、この映画の感想を全然言っていないのだけれど、うん…だから何を言って良いかわからんのだな。よく分からんのだよ。この映画にコメディ要素がないわけじゃない。でも、その笑いってのは、それ自体のものじゃなくて…泣くための笑いなんだよね。
 
 ボクが引っかかっているのも、その辺りなのかな…。この映画を見て感動する人がいるのは分かるし、それを否定する積もりは全然ないのだけれどね。
 
 そういえば、手塚治虫の『ブラックジャック』に、この映画を連想させるような話があった。「あんたカゲロウみたいな人だな」というブラックジャックの言葉が妙に心に残っている。なんとなく、そんなことを考えながら見ていた。
 
 終盤はそれなりに心を奪われるシーンもある。
 
☆☆☆☆(4.0)
物語☆☆☆★
配役☆☆☆
演出☆☆☆☆
映像☆☆☆★
音楽☆☆☆☆★