ジョーカー・ゲーム(2.0) | 想像上のLand's berry

想像上のLand's berry

言葉はデコヒーレンス(記事は公開後の一日程度 逐次改訂しますm(__)m)

 
ジョーカー・ゲーム
 
2014年日本、107分
 
監督:入江悠
 
主演:亀梨和也
 
概要
 第30回吉川英治文学新人賞などを受賞した柳広司の小説を原作にしたスパイサスペンス。もう一つの第2次世界大戦前夜という架空の時代を舞台に、ある機密文書をめぐって各国諜報(ちょうほう)員を相手にし烈な争奪戦に挑む日本人スパイ嘉藤の姿を描く。監督は、『SR サイタマノラッパー』シリーズの入江悠。『俺俺』などの亀梨和也をはじめ伊勢谷友介、深田恭子と豪華な顔ぶれが結集する。亀梨が繰り出す体を張ったアクションに加え、大規模ロケを敢行したシンガポールのエキゾチックな街並みも見ものだ。(シネマトゥデイより)
 
感想
 …う〜む…
 
 最近、ハズレを引いたことなかったのだけれど、これは正直、予告を見たときからイヤな予感はしていた。本編を見ても、なにから突っ込もうか…ってくらいに突っ込みどころが満載…。
 
 あの時代を描いておきながら、その描写が…ってことは、まあ良いことにしようか。リアリズムでやってないことは分かる。ただ…分かっていて敢えて外しているのと、分かってないで外れているのでは大きく違うわけで。
 
 世界観が統一されていないのも気になる。007みたいな道具を出したいなら、そもそもこの時代にすべきじゃないと思うし、まあ100歩譲って、そういうのがアリの世界だとしても、そんな道具あったら(新型爆弾とか以前に)日本勝っちゃうだろうと。だからなんか、やってることすべてが無意味に見えてしまう。
 
  雰囲気的には、60年代のニセ007みたいな邦画を連想させるんだけれど、別にそういう味があるわけでもない。それになんか、突っ込みどころ山ほどあるんだよな…。こう…スパイ物ってインテリジェンスがないと面白くないと思うんだよね。すごいピンチを持ち前の機知で切り抜けたり、そういう知的バトルが面白いと思うのね。これ、全部偶然だもん。
 
 ラストシーンはもはやルパンでしかないし(しかも「あっちの方」のルパンね)、なにがやりたかったのか意味不明であった。
 
 なにより、悪役たちにまるで魅力がないのが致命的。
 
☆☆(2.0)