マエストロ!(4.0) | 想像上のLand's berry

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言葉はデコヒーレンス(記事は公開後の一日程度 逐次改訂しますm(__)m)

 
マエストロ!
 
2015年日本、129分
 
監督:小林聖太郎
 
主演:松坂桃李
 
概要
 漫画家さそうあきらが手掛けたコミックを基に、不況のあおりで解散したオーケストラの再起を若手コンサートマスターと謎の指揮者を中心につづる感動のドラマ。コンサートマスターに松坂桃李、指揮者に西田敏行がふんし、寄せ集めの演奏者たちが破天荒な指揮者を前に一転、復活のコンサートを目指し奮闘するさまを笑いと涙を交えて描き出す。メガホンを取るのは、『毎日かあさん』などの小林聖太郎。随所に登場するクラシック音楽のトリビアや、松坂と西田がそれぞれ挑む楽器演奏と指揮にも期待。(シネマトゥデイより)
 
感想
 ボクはなんにも知らない。
 
 はじまってすぐ気付くことがある。ザラザラとした粒子。「あ…これフィルムだ」。この何とも言えない色合い。表現する言葉を知らんのである。たびたび映し出される、これまた名前も知らない川の俯瞰の画が妙に心に突き刺さる。
 
 …とか言って、この調子だと、フィルム映画みんな高評価になってしまうな(-_-;)>
 
 主人公の青年を演じるのは、松坂桃李くん。彼は知ってる。カッコいい。引き締まった良い芝居をする。もう48のファンとか辞めて誰か男性俳優のファンになっちまおうか(そしたら、あれこれ悩まずに済む)…とか、チラッと思う( ;¬_¬)(ウソですごめんなさい)
 
 もちろん、西田さんも知ってる…と言うか、西田さん見に来たようなもんだし。それから…「あ、この人あの人じゃん」…ほれ…え〜と、モダンチョキチョキズの…そう、濱田マリ(さん)! 他の楽団員もみんな個性派揃いだ。斉藤(暁)さんに…嶋田(久作)さんに…。え~と…名前が出てこん。
 
 エンドロールでチェック。そう!モロ(師岡)さんに、池田(鉄洋)くんに、村杉(蝉之介)さん、それから、マネージャー役で松重(豊)さん。知ってた知ってた。名前覚えてるの難しいんである(ちなみに、チョイ役で出ていたアリキリ石井さんだけはすぐ分かった)。
 
 冒頭。楽団員の最後に、女子高生みたいな雰囲気の小柄な関西弁の子が飛び込んでくる。あきらかにヒロイン…だけど、誰やねん?
 
  と思いきや、この子が良い。表情豊かだし、しゃべり方もカワイイ。相武紗季ちゃんみたい。思わず引き込まれてしまう。さては…話題の「二階堂ふみ」ってのは、この子だな…。さすがだな、二階堂ふみ!
 
 エンドロール。「橘あまね役:miwa
 
 (;一_一)
 
 …結局、二階堂ふみもmiwaもよく分っとらんのである。
 
 それはそうと、この映画。演出も役作りも、リアリズムというよりは、個々のキャラクターの個性が誇張されていて、どこか漫画っぽい。「そうか…これは漫画として見ればいいんだな」ということで、脳内が一致する。
 
 エンドロール。「原作:さそうあきら『マエストロ』(双葉社刊)」
 
 …ほれ、やっぱり漫画原作だった。さすがだな、ボク! …ちと虚しいんである。
 
 それはともかく、この映画は、そうした漫画っぽい雰囲気と、どこか初期の三谷さんっぽい雰囲気を漂わせている。舞台っぽいと言うのかな。こういう雰囲気キライじゃない(中盤、とくに回想シーンとかはぬるいところもあるけれどね)。
 
 それから、こういう映画で気になるのは、演奏シーン。物語上はすごい演奏をしている筈なのに、実際に聞こえてくる音はいまいち…ということは良くある。この映画では…これがちと良い。特に本番のシーンは演出効果も相まって、引き込まれる。
 
 エンドロールでチェックx2。「指揮指導:佐渡裕、オーケストラ:ベルリン・ドイツ交響楽団」
 
 …佐渡さんか! そういや、(この映画に関わってるって)なんかで読んだわ。単に忘れっぽいんである。さすがだな佐渡さん! それに、ベルリン・ドイツ交響楽団。 さすがだな!そりゃ良いわけだわ。肩書に弱いんである。
 
 そして、監督。小林聖太郎…誰やねん?
 
 ボクはなんにも知らない。ベルリン・ドイツ交響楽団が名門だってのも今調べて知った←
 
☆☆☆☆(4.0)