「今さらな話2」
歌の力
1.
「ネ申テレビ」でおなじみのファミリー劇場で、今年の夏に幕張メッセで行われた「AKB48グループ夏祭り」が放送されていました。なんか、いろんな企画があって、あらためて楽しそうだな〜って思ったりもしたんですが。
なかでも印象に残ったのが、グ…じゃなくって、ゆかるんのバルーンアート!…でもなくって…(いや面白かったですけどね)。
なによりカラオケ大会です。
ボクはこういうの好きなんですよな。
2.
48と歌ってのは、なかなかひと口では語れないところがあります。48グループは日本でNo.1のCD売り上げを誇るグループですが、しかし、その歌唱力の未熟さや「口パク」が批判の対象になることも良くあります。
「それはアイドルだから…」と言ってしまえば終わりなんですけどね。そもそも同じ土俵で勝負しているものじゃないわけです。(CD売り上げという)同じ土俵に乗っているように見えるから混乱するだけで。
もちろん、48内でも、生歌にトライしようとする姿勢がないわけじゃありません。たとえば、「AKB48 SHOW!」の後半歌コーナーは生歌ですし、公演でも曲によっては生歌が披露されることがあります。そうした挑戦する姿勢ってのはとても大事だと思います。
ただ、とくにダンス曲では歌いながら踊るってのは相当に難しい。誰にでも出来るわけじゃありません。ダンスと歌とMCで構成されている公演において、ダンスとMCに集中して、歌は「口パク/かぶせ」で済ませる(そしてできる範囲で生歌に挑戦する)…ってのは、(限られた戦力と時間を考えるならば)まあ理解できます。
だから、ボクは必ずしも「口パク」には否定的じゃないんですよね。
3.
ただ、それと同時に、「歌の力」ってのはやっぱりあるだろうとボクは思っていて。
もちろん、歌の上手い人や歌声の綺麗な人の歌…というのは、それだけで惹きつけられるものがあります。48でも歌の上手い人はやはりいるわけで、「AKBINGO」とか「ゼロポジ」の企画などはそうした文脈で捉えることができるでしょう。
そういう企画はそういう企画でもちろん面白いですし、(たとえそうした企画に出られるほど上手くはなくても)上手くなろうとする気持ちってのは何にも替えがたいもの…それこそが48を支えるひとつの柱だとは思うんです。
ただ、夏祭りのカラオケ大会、あるいは「まさにゃのトトロ」でボクが感じたのは、歌が上手いとか下手とか以前に、もっと根源的な歌の力というものがある…ということ。大仰なことを言えば、人間って歌う生き物なんですよね。
歌うことそれ自体の楽しさというか、輝きというかな、それがある。こう…(公演のように)作り込んで作り込んでいくっていうのも良いですが、自分の好きな歌を思いっきり歌う姿ってのも、なにか見ていて楽しいし、惹きつけられるな〜と。ましてそれが自分の好きなアイドルならなおさらね。
そんなことを思ったのでした( ..)φ