ブラジルW杯徒然3(自滅) | 想像上のLand's berry

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言葉はデコヒーレンス(記事は公開後の一日程度 逐次改訂しますm(__)m)


日本1-2コートジボワール…

正直、自滅ですね。

先制できたことは良かったんです。しかも、絶不調をささやかれていた本田が決めたわけですから、日本は良いムードで試合を進めることができました。2点目を奪うチャンスもあったと思います。

でも、個人技と当たりに優れるコートジボワールに対して、徐々に押し込まれるようになっていきます。特に中盤で相手を潰せない。だからボールを奪われると一気にゴール前まで進出されてしまうというシーンが何度も見られました。
(前半終了時のツイート→https://twitter.com/footballvain/status/477994320570884096

それでも、なんとか耐えてはいたんです。香川は試合中ずっと消えていて、本田が良かったのはあのシーン(とその後少し)だけで、あとは変なボールロストを繰り返す。岡崎は守備に追われ、新鋭の山口螢はほとんど有効に機能せず、まるでフィルターをかけられなかった。中盤で潰せないなら、1トップに入った大迫がもう少し相手のDF陣に対してプレッシャーをかけてくれたら助かったのですが、それも出来なかった。

それでもなんとか耐えていた。森重がピンチを救い、吉田が跳ね返し、川島がセーブしてなんとか耐えていた。

そうした苦しい状況のなかで、ザックはヤットを投入します。

それが終わりの始まりでした。ヤットは非常に優れたコンダクター(指揮者)です。ボールをさばかせたら、いまの日本で彼に敵う選手はいないでしょう。現在の日本代表は、ヤットを途中投入して流れを変えるというオプションを持っています。

だけどですね…ヤットは相手の攻撃を跳ね返せる選手じゃありません。フィジカルに優れた長谷部に代えてヤットを投入したことで、それまでギリギリ耐えていた日本の守備がどうなったか…それは繰り返す必要がないでしょう。

なぜあのタイミングでヤットを入れたのか、ボクには理解できない…というより、これはあまりにリスキーな賭けだと映りました(当たりに強い細貝萌を召集していれば、この場面で中盤を救うことも出来ただろうにと、それも悔やまれてなりません)。

その上、相手はこのタイミングで英雄ドログバを投入してきたのです。全盛期ほどの輝きは消えたとはいえ、長身でふところが深く、ボールキープ力に優れたドログバが入ってきたことで、試合の形勢は一気に傾いていきました。また、会場の雰囲気も一気にコートジボワールに傾いたのです。やっぱりドログバはスーパースターですからね。

ここで何か手を打たなければいけなかった。プレスをかけられない大迫にかえて、大久保かカッキ―を入れるとかね。まるで役に立たなかった香川をもう少し早めに見切っても良かった(結果から言えば、ザックは[ヤット投入が]早すぎましたし[大久保/カッキ―投入が]遅すぎました)。

そして同点。ザックいまだ動かず。つづけて逆転。ジ・エンド。


ライバルとなるコロンビアがギリシャに3-0で勝ちましたし、正直、かなり苦しい状況に追い込まれたことは間違いありません。ただ、コートジボワール戦がもっとも苦労するだろう…というのは、もともとのボクの予想でもあります。

コロンビアのファルカオ欠場が決まったいま、このグループでもっとも戦力的に優れたチームがコートジボワールだということもありますし、もともと日本がああしたフィジカル系の相手に弱いということもあります。

ですから、まだ可能性はあります。可能性はありますが、あまりにも出来の悪かった選手、まるで無策だった監督には猛省してもらわなければなりません。