テルマエ・ロマエII(2.5) | 想像上のLand's berry

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言葉はデコヒーレンス(記事は公開後の一日程度 逐次改訂しますm(__)m)

 
『テルマエ・ロマエII』
 
2014年日本、112分
 
監督:武内英樹
 
主演:阿部寛
 
概要
 古代ローマの浴場設計技師が現代の日本へタイムスリップするヤマザキマリの人気コミックを実写映画化した『テルマエ・ロマエ』の続編。新たな浴場建設を命じられアイデアに煮詰まったルシウスが、再度日本と古代ローマを行き交うさまを描く。主演の阿部寛や上戸彩、市村正親ら主要キャストが続投し、ブルガリアに実物大のコロッセオを建設するなど大規模なロケを敢行。また、曙や琴欧洲ら現役、元力士も出演。帝国を揺るがす危機的状況を、日本の風呂文化によって救おうと頑張るルシウスの奮闘に注目。(Yahoo!映画より)
 
感想
 映画じゃないっすね。
 
 と言うか、そもそも映画を作ろうとはしてないんじゃないですか。まるで、お風呂のカタログです。五右衛門風呂を紹介して、温水プールを紹介して、草津温泉紹介して…って感じ。これだったら、30分くらいの連続ドラマにした方が遥かにマシだったでしょう。
 
 ボクが良く行くイオンシネマでは、上映前にかならず会津のCMが流れます。人形と女の子が登場する、ドラマ仕立てのゆるいCM(月イチくらいで新しいverに更新されるんですけどね)。映画本編に入っても、それがまだ続いてるって感じです。たしかに遥かにお金はかかってるんですけどね。
 
 見ていられなくはないし、笑わせる場面ではちゃんと笑いも取れてます。でも、別にそれは映画でなくても良いわけで。なんで映画なんて媒体を選んだのか、なんでわざわざ映画にする必要があったのか、その辺がよく分からんです(経営面を除けばね)。
 
 前作ではハマっていなかった(ように見えた)上戸さんは、今作では不思議なほど違和感がありません。でもそれって逆に、この「映画」が映画としての機能を喪ってしまったからじゃないですかね。ハマるもハマらないも関係なくなってしまった。
 
 まあ最後に盛り上がり的な部分はあるけれど、それも付け足し感が否めません。
 
※ネタバレ(そもそも、本人が生きていて、しかも麾下の部隊と共にいて、その位置も公けにされているのに、ニセモノがあんな大手を振って出てきて、しかも軍団を動かすなんてことがあり得るか? 印章を盗まれたとかならともかくさ)
 
 映画じゃないっすよ、これ。最近、こういう邦画が(とくにTV局制作のものに)多すぎる。
 
☆☆★(2.5)