『ゼロ・グラビティ』
GRAVITY
2013年アメリカ、94分
監督:アルフォンソ・キュアロン
主演:サンドラ・ブロック
概要
『しあわせの隠れ場所』などのサンドラ・ブロックと『ファミリー・ツリー』などのジョージ・クルーニーという、オスカー俳優が共演を果たしたSFサスペンス。事故によって宇宙空間に放り出され、スペースシャトルも大破してしまった宇宙飛行士と科学者が決死のサバイバルを繰り広げる。監督を務めるのは、『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』『トゥモロー・ワールド』などの鬼才アルフォンソ・キュアロン。極限状況下に置かれた者たちのドラマはもとより、リアルな宇宙空間や事故描写を創造したVFXも必見。(Yahoo!映画より)
感想
SFサスペンスってよりも、むしろ「映像詩」って言った方が良いかも知れない。VFXが駆使された映像は迫力があるし、音の使い方も上手い。正直、字幕版を見に行ったのを後悔したほど(字幕が邪魔に感じられるほど)映像には魅せられた。
ただ、圧倒的な宇宙の広大さと虚空の孤独…ってのを表すには、少し「面白過ぎ」たかな。アトラクション的な展開の早さとハリウッド的な筋書きは、息をつかせる暇も与えないんだけど、それだけに状況のシミュレーションや心理描写って点では薄くなった感がある。ラストシーンもやりたいことは分かったんだけど…って感じ。その辺は少し惜しい…んだけど、娯楽性を削って90分間もたせるのは、それはそれで難しいし…なかなか微妙なところ。
まあしかし、(予告編を見て)こういうものだと思って見に行けば確実に外れはない。職人芸というか、安心安全のアトラクションというか、むしろ科学博物館とかプラネタリウムで流れる「映像詩」の超豪華版というか…そんな感じかもね。
☆☆☆☆★(4.5)