ぼくらの戦い(分析編) | 想像上のLand's berry

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言葉はデコヒーレンス(記事は公開後の一日程度 逐次改訂しますm(__)m)


「ぼくらの戦い」

 速報で40位に入ったきょんちゃん。票を投じたボクですら、しばし我が目を疑いました。そのうえ、きょんちゃんが所属する現チームEは8人がランクインするという大爆発ぶり(去年は花音の56位が唯一でした)。たしかに、あやちゃんやこあちゃん陣営が気合い入ってるのはボクも知っていたのです。だけど、まさかここまでとは…

 チームEの爆発ぶりは、チームEメンバー、そしてチームEを取り巻く「ムード」が関係していると思います。

 サッカーにたとえて言うならば、後半終了間際、1-2で負けているホームチームが同点に追いつき、スタジアムが一気にヒートアップする。そして、そのムードに味方も相手も呑まれてしまい、そのままの勢いでロスタイムに劇的な逆転ゴールを奪ってしまう。そんな雰囲気です。

 チームEの場合、「あとがない」 というメンバーの危機感がファンに伝染し、そしてまた、それがチームにフィードバックされていく。そしてチームとチームを取り巻くファン全体が、えもいわれぬ高揚感に包まれるなか、さらに卒業や組閣でチームがバラバラになるという要素が加わり、なにか爆発的に投票行動へと結びついていく。そんな感じです。

 あるところでは、「SKEヲタの狂気にやられた」という発言が見られましたが、まさにそんな「狂気」こそが、この速報を生む原動力になったと思うのです。

 しかしながら、ここから先の戦いは、かなり厳しいものになると思います。とくに、40位に入ったきょんちゃんですが、もしかしたら、速報圏内に入ったチームEメンバーの中でも、もっとも厳しい戦いを強いられるかも知れません。

 まずは、こちらをご覧下さい↓

20/20木本花音 (速報2,275票)
16/20梅本まどか (速報6,055票)
16/16柴田阿弥 (速報11,530票)
12/12金子栞 (速報2,821票)
8/8斉藤真木子 (速報5,051票)
8/8小林亜実 (速報6,536票)
8/8山下ゆかり (速報2.864票)
4/4磯原杏華 (速報3,272票)

 この左の数字が何の数字かと言うと、速報圏内に入ったチームEメンバーの『さよならクロール劇場盤』握手会の部数です。分母が設定部数、分子が(その内の)完売部数ということになります。設定部数が多いメンバーは、もともと、それだけの部数が売れるという予想があるわけです。

 この数字が何故、大事かと云えば、この「握手会参加券」が付属した『さよならクロール劇場盤』にも、選抜総選挙の「投票権」が付与されているからです。

 ちなみに、去年までは、握手会参加券が付かない『通常盤』にだけ「投票権」が付与されており、『劇場盤』には「投票権」が付与されていませんでした。今年、初めて『劇場盤』にも「投票権」が付与されたのです。今回の総選挙が「握手会に強い人が勝つ」と云われている所以です。

 『劇場盤』は、握手会に参加したいメンバー名を選んで買われるので、この握手会の完売部数は、総選挙の票数に結びつけて考えることが出来ます。ただし、メンバー名が刻印されている「握手会参加券」と違って、「投票権」は誰に対しても行使することができますから、実際にはその通りにはいきません。

 たとえば、「握手会参加券」だけ手許に残して「投票権」は売り払ってしまう人も居ますし、握手はそのメンバーとしても「投票権」は別の子に使う、みたいな人も居ますから、この数字がそのまま票数に結びつくと考えるのは間違いです。とはいえ、これはメンバー個人の名前で実際に売れた数ですから、ひとつの指標にはなるでしょう。

 「握手会の参加券」は、一部につき500枚だとされています。すると、20部を完売しているメンバーは、20×500で10,000枚を売っているわけですから、総選挙でも同じくらいの票は確保しても不思議はないわけです。

 ここで、上に挙げた数字を振り返ってみると、速報2,275票の花音が20部を完売していることが分かります。20部は10,000票の潜在得票力を持っていますから、これはおそらく、もっと上積みがあるだろうと予想がつくわけです。

 一方、あやちゃんの速報11,530票、こあちゃんの速報6,536票は、それぞれ16部8,000枚、8部4,000枚を既に越えてきていますから、この時点でかなりファンが頑張っていることが分かります。おそらく、『通常盤』の票もかなり入ってきているでしょう。

 彼らの作戦は、とにかく速報で圏内に入れて、様子見している人たちに奮起を促すというものでした。現時点で、この作戦は効を奏していると言えるでしょう。特にあやちゃんは、これまで、その名をまったく知らなかった人たちにもアピールできたという点で大成功だと思います。

 さて、問題は我らがきょんちゃんです。きょんちゃん、完売しているものの、握手会の部数がそもそも4部しかありません。つまり2,000枚です。そして、速報では3,272票が入っていました。この時点で、すでに握手会枚数の1.6倍くらいは得票してしまっているわけです。

 今年の圏内ボーダーが何票かと言うのは、各陣営さまざまに読んでいるようですが、去年が、『劇場版』なしでボーダー5,500票くらいだったことを考えれば、まあ、10,000票近くは欲しいところでしょう。そうすると、きょんちゃんが本番で圏内に入るためには、速報の倍の票をさらに獲得しなきゃいけない計算になります。

 きょんちゃんは、速報時点ですでに潜在得票力の1.6倍の票数が入っているわけですが、10,000票ともなれば、ここからさらに潜在得票力の5倍のところまで押し上げてやらなければいけないわけです。もう、それはもはや「界王拳」とかの世界です(笑)

 本来なら、速報で圏外だったり不参加だったSKEメンバーのファンや、チームE推しのファン、さらにはSKE推しのファンからの支援を受けたいところですが、今回はチームEが大量にランクインしているので、それもなかなか難しいでしょう。ですから、きょん推しの人は、あまり他人を当てにせず、個々が相当に頑張らないといけない。

 さらに怖いのは、速報圏外だったメンバーの中にも、同じチームEの古畑ちゃんを含め、AKBのまりやぎ、らんらん、こじまこ、なぁちゃん、NMBのあかりん、まーちゅんといった、握手会の完売部数20部を誇るメンバーがいるということです。彼女たちは、普通に考えたら10,000票の潜在得票力を持っている筈ですから、本番で圏内に飛び込んできても、何ら不思議はありません。

 逆に言えば、余裕があるからこそ、速報でそれほど跳ねなかったとも言えるのかも知れませんけどね。もっとも、それで圏外に弾かれてしまった結果、現状で何票入っているのか、どのくらいの位置に居るのかって情報が全く分からなくなってしまったわけですから、作戦としては完全に失敗でしょう。おそらく、圏外という結果を見て、投票先を切り替えたファンも居るんじゃないでしょうか。

 それでも、きょんちゃんにとって厳しい戦いであることには違いありません。18/20部完売のじゅりを含め、16部完売、12部完売なんて人は速報圏外に相当数いるのです。この速報の結果を見て、諦めたファンも居るであろう一方、逆に奮起したファンも居るかも知れません。

 そもそも、速報圏内で完売が4部なんて人は、きょんちゃん以外には、ファンの間ですらまったく無名に近かったHKTの研究生岡本ちゃんしか居ません(ボクにとっては、彼女の圏内がいちばんのサプライズでした)。そう考えて頂くと、今回の速報でボクが受けた衝撃が理解されると思います。

 並み居る強豪たちに握手会4部のきょんちゃん(ファン)が戦いを挑んで行く姿は、「まるで象とアリ」とは言わないまでも、「象とイヌ」が戦っているくらいの悲愴感があります。

 また次回に続きます。



 


今回の登場メンバ-:きょんちゃん(磯原杏華)、あやちゃん(柴田阿弥)、こあちゃん(小林亜実)、梅ちゃん(梅本まどか)、真木子(斉藤真木子)、金ちゃん(金子栞)、ゆかぴー(山下ゆかり)、花音(木本花音)、古畑ちゃん(古畑奈和)、まりやぎ(永尾まりや)、らんらん(山内鈴蘭)、こじまこ(小嶋真子)、なぁちゃん(岡田奈々)、あかりん(吉田朱里)、まーちゅん(小笠原茉由)、じゅり(高橋朱里)、岡本ちゃん(岡本尚子)