『ホーキング』
Hawking
2004年イギリス、90分(TV映画)
監督:Philip Martin
主演:ベネディクト・カンバーバッチ
概要
1963年1月、21歳のスティーブン・ホーキングは病院で筋萎縮性側索硬化症と宣告された。残された寿命は2年。この映画では、死を宣告されたホーキングがその後の2年間、研究に打ち込み、ジェーンという伴侶となる女性の支えを得ながらノーベル賞に最も近いと言われる科学者へと成長を遂げる過程を生き生きと描く。(ディスカバリー・チャンネルHPより)
感想
何にもなれなかったけれど、何にでもなれた気がする。ホーキング博士はボクの憧れだった。ただ、やっぱり理論物理学者にはなれなかったろうな。だから、とても羨ましい。何より、その純粋さが。
アイザック・ニュートン、アルバート・アインシュタイン、エルヴィン・シュレーディンガー・ヴォルフガング・パウリ、湯川秀樹…そして、スティーヴン・ホーキング。理論物理学者というのは純粋な存在だ。その理論の正しさは、政治やレトリック、人間関係…諸々のモノを超えて、宇宙そのものが証明する。宇宙そのものが彼らに応える。
この映画は、やや単純化し過ぎているきらいはあるけれど、その辺りを上手く描写している。時の流れ、星々の輝き、その背後にあるもの。ひとつの結論へと収斂していき、そして未来を見せる。収束と膨張、ビッグバン。ドラマ自体がその比喩になっている。「バン!」
チョーク一本で描き出されたクライマックスは秀逸。ラストシーンもその後の成り行きを考えるとなかなか意味深長だ。掘り出しものだったな(* ̄艸 ̄)
☆☆☆☆☆(5.0)
P.S.
ディスカバリー・チャンネルは15分ごとくらいにCMが入るから、映画鑑賞には向いてないな…(;一_一)