Resurrection2 | 想像上のLand's berry

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言葉はデコヒーレンス(記事は公開後の一日程度 逐次改訂しますm(__)m)


Resurrection2

-夢日記-

夢を見た。

 なにかを予感する。何度か夢で見たことがある。そう、あの子が黄泉がえるんだ。あわてて、出窓の方に向かう。いつもなら仏壇が置かれている筈のそこに、あの籠が置かれている。そして…そこから、ゆっくり起き上がる…ボクは手を差し伸べ、「焦らなくても良いよ」と言うように、そっと体を撫ぜる。ふわふわして暖かい。うん、ちゃんと生きてる。幽霊じゃない。

 「水を持って来て!早く!」大声で家人を呼ぶ。すると、なぜだか玉ねぎをお皿に入れて持ってくる。ワンコは玉ねぎ食べれないよ…あ、そうか、一度死んだから大丈夫になったのか。なぜだか納得するボク。そしてようやく水が来る。あの子は嬉しそうにそれを飲む。あの最後の日、苦しげに横たわり、水をあげても口の間から零れていってしまった姿がオーバーラップする。目の前で美味しそうに水を飲む姿を眺めながら、ボクはそっと、「おかえり」を言う。

 場面が変わる。その一部始終を目撃した人が居るらしく、マスコミの間で話題になっているようだ。死んでから4年後に生き返った犬。そんなおり、何かの当局が家にやってくる。ウチの子を調べたいって言うんだ。ボクはあの子を抱っこして逃げ出す。何度か立ち回りを演じるが敢えなく捕まってしまう。車中、流れゆく風景。絶対に離すまいと抱きしめるボクに担当者が話しかける。「4年経ってから生き返るなんて、普通じゃあり得ませんよ。もしかしたら、その子は異星人のスパイで、この地球に忍び込んだのかも知れない。最近、キミは、反社会的な言動を繰り返しているようだけれど、それもその子が原因なんじゃないかね?」ボクは激昂する。「何を言ってんだバカヤロー!!もう20年もずっと一緒にいるんだ。今さら引き裂こうったってそうはいくか!!」

 夢から覚めると、板天井が見える。そこはもう失われた僕の故郷。あの子は数度しか此処に来なかった筈なのに、なぜだが此処はあの子の記憶に結びついている。おそらく、共に暮らした今の家は記憶が更新されていくのに対し、もう失われた故郷の家はあの頃のまま記憶が封印されているからだろうな…気が付けば寝ながら声を上げて泣いていたらしい。心配した家人が様子を窺いにくる。大丈夫…涙は見せたくない。

 そして目が覚める。



あれだな…こういう夢を見たのは、絶対、『ステキな金縛り』を見たからだな(* ̄艸 ̄)