euro雑感11 | 想像上のLand's berry

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言葉はデコヒーレンス(記事は公開後の一日程度 逐次改訂しますm(__)m)


イタリア2-0アイルランド

 イタリアは4バックに変更してきましたね。イエローカードの累積と選手の疲労を加味したのでしょうが、攻撃時にはサイドバックがウイングの位置まで進出していたので、実際には2バックに近いものでした。まあ、アイルランド相手なら2バックでも大丈夫だと踏んだのかも知れません(実際、それはそうだったのです)。ただ、この4バックシステムはお世辞にも機能しているとは言えませんでした。この日、左サイドで起用されたヴァルザレッティがチャンスを生み出していたのですが、一方で、この大会で評価を上げているマルキージオを初めとする中盤はその機能性を喪失していました。まあ、それでも2点を奪って勝ってしまう辺りは、流石に老獪ですね。特にバロテッリのゴールは思わず笑ってしまうほど凄まじいものでした。

 イングランド同様、アイルランドにも攻撃のオーガナイザーが見当たりません。そうした選手が1人でもいたなら、アイルランドももう少し面白い試合を見せることができたかなと思います。しかし、何より心に残っているのはアイルランドのサポーターたちです。スペイン戦、0-4で負けていた試合でスタジアムに響いた「The Fields of Athenry」(動画↓)をボクは忘れることはないでしょう。(イタリア戦でもまた歌っていましたね)彼らこそ「美しき敗者」の名に相応しいと思います。





スペイン1-0クロアチア

 例によって、同時キックオフだったので、こちらのカードは見ていません(まあ、後から考えれば、こちらの方を見ても良かったかなとは思ったのですが)。どうやら、クロアチアもかなり惜しかったようですね。カウンターで幾度か決定的なチャンスを生み出していたようです。特に、モドリッチの素晴らしい右足アウトサイドのクロスからラキティッチがフリーになった場面は、おそらく全てのスペイン人の背筋を凍らせたことでしょう。モドリッチが大会から去ってしまうのは、ボクにとってもとても寂しいです。現在のヨーロッパにおいて、最高の「10番」の一人でしょう。
 スペインの方はどうですかね。前節で自信を取り戻した筈のトーレスですが、この日は決定的な仕事をすることが出来なかったようです。しかし、それでもなおセスク、ヘスス・ナバスといった決定的な仕事を出来る選手がベンチに控えていることがスペインの強みでしょうね。最後にクロアチアとの違いを生み出したのはまさに彼らベンチスタートの選手だったわけです。ただ、今大会のスペインは、以前ほどの圧倒的な力を持っていないようにも見えます。まあ、ようやくグループステージが終わったところなので、これからが本番ですかね。