最近、以前の自分に少し戻りつつあるかなというのを感じる。ここで言ったことがあったかな…以前のボクは、今よりずっと暗いところを好む人間だったし、ずっと頭も切れた。何より理想主義者だった。世界を愛していたけれど、現実なんて唾棄すべきものだったし、極めて攻撃的な性格を有していた。現実主義者に転向してからは妥協を覚え、尖ったところは影を潜めた。少なくとも表面上は。
近ごろ、ボクは「純粋」って言葉や、「ウソ」って言葉をたびたび用いている。もちろん前者は肯定的に、後者は否定的に。それは、妥協するってことに自分自身でとても腹を立てているってことなんだ。そして、精神は現実主義に徹底することでこれを克服しようとする。こうして、鳴りを潜めていた攻撃性が再び表にあらわれる。ゆえに、この攻撃性は自己否定の色彩を帯びた諸刃の剣と化していく。