(背景1)一枚の写真から分かること その3a | 想像上のLand's berry

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言葉はデコヒーレンス(記事は公開後の一日程度 逐次改訂しますm(__)m)


前回までの記事





写真について考えてみる前に、

この出来事に関して少し掘り下げてみることにしましょう。

とりあえず今日は、ネパールの歴史と経済状況について簡単におさらい。

明日は、不法居住者について、少し詳しく書くつもりです<(__)>




最近の歴史

1990 民主化運動によってパンチャヤット制(長老会議制)廃止。
(複数政党制による議会制民主主義へ)

1996 (-2006)マオイスト(毛沢東主義派)「人民戦争」開始ネパール内戦

(民主化を進めてきたビレンドラ国王が斃れる)

 跡を継いだギャネンドラ国王は議会を停止。

2002 ギャネンドラ国王による親政開始。

2006 第2回民主化運動→国王が直接統治断念、議会の復活。

2008 王制廃止。(政局の混乱で、正式な新憲法はまだ制定されていない)

2012年現在の政権与党は「ネパール共産党統一毛沢東主義派」

参考:http://ja.wikipedia.org/wiki/ネパール



経済

後発開発途上国
(開発途上国の中でも特に開発が遅れている国)

1人あたりのGNI(国民総所得)ランキングは172国中157位(2010年)
失業率:42% (2004年推計)

貧困線以下の人口の割合:30.9% (2004年)

参考:http://ja.wikipedia.org/wiki/ネパール



なぜ貧しいのか↓

1.地理的特質
「海岸線からはるか奥地の内陸国であり、過ごしやすい地域は山がちで、平野部はかつて長らく密林に覆われていた。それらがネパール全土として交易と市場の発達を阻んできた」
『ネパールを知るための60章』日本ネパール協会編、2000年、p.66

2.地政的条件
「貿易はインドを経由しなければならないという地政的条件は、ネパールが独自に労働力と物資の流出入を管理することを困難にさせている。関税率を独自に設定できず、インドとの関税協定をめぐる交渉はいつも難渋する」
同上

つづく