ノヴァーリス弐 | 想像上のLand's berry

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言葉はデコヒーレンス(記事は公開後の一日程度 逐次改訂しますm(__)m)


 詩は個を、固有の仕方で全体と結びつけ、高める-哲学が立法を通じて理念の影響が初めて世界に効果的にいきわたる準備をととのえるのだとすれば、詩はいわば哲学の鍵、目的、意味をなしている。詩こそが、美しい社会と-世界家族と-宇宙の美しい家政を形成するのだ。

 哲学が組織と国家を通じ、個人の力を人間全体の力と宇宙の力に結び合せて強化し、全体を個人の器官に、個人を全体の器官にするように-詩は生に関して同様のことを行う。個人は全体のなかに生き、全体は個人のなかに生きる。詩によって、有限なものと無限なもののあいだに最高の共感と協働が、このうえなく親密な共同体が生まれるのだ。

「より高次の知識学のための断章-10」
『ノヴァーリス全集2』ノヴァーリス研究会訳