
ジョゼフ・クーデルカ≪INVASION PRAGUE 68≫(写真美術館ポスターより)
今回は、クーデルカの≪プラハ侵攻 1968≫を取り上げたいと思います。
これは、タイトル通り、1968年の「プラハの春」を記録したシリーズです。
このシリーズを初めて見たのは、写真美術館においてだったのですが↓
「一枚一枚の写真が事件の断片を構成し、
その全てで、ひとつの事件を形成している。」
と、記事内で感想を述べているように、
このシリーズも、リヒターのアトラスと同じように、
一枚一枚よりは、それら全体が重要になります。
もっとも、これは、時系列に並べられるのが正しい筈なので、
イメージの繋がりによって並べられたアトラスのように、
連続したイメージのリズムを持っているわけではありません。
しかしながら、壁一面に並べられた写真を見た時に↓
ある種の統一的なリズムを感じるのもまた事実です。
この歴史的事件をクーデルカという一個人の視点から
記録していために、そのように感じるのかも知れません。
また、クーデルカ本人が一か所に留まらず、
プラハの街を走り回っているように見えることも、
その印象を補強しているように思います。
さて…次回からは、ケルテスを取り上げたいと思います<(__)>