ヴァーチャルなものの自律性と対話性の融合が、
今日におけるヴァーチャルの隆盛をもたらしました。
サイバースペースにおけるヴァーチャルコミュニティは、
それ自身の自律的意志をもった実在の社会であり、
それがゆえに、現実世界の社会をも打倒する力を秘めています。
(c.f.「ジャスミン革命」)
ヴァーチャルコミュニティの主体はプログラムではありません。
その自律的意志とはある種の「一般意思」と言えるものであり、
従って、一人一人がコミュニティに繋がることによって変容していきます。
(東浩紀さんの「一般意思2.0」という議論に繋がるかどうかは要検討)
社会自身を(現実世界の社会とは独立して)成長させ得る「自律性」と
一人一人の個人に対する「対話性」とが、そこには見て取れます。
自律性と対話性・・・これこそがヴァーチャルの鍵なのです。
VRの重要な特性として「AIP」という言葉が使われます。
すなわち「Autonomy-自律性、Interaction-対話性、Presence-臨場感」です。
このうち、Presenceは明らかにVRのうちのR(つまりreality)の方に
関わる言葉のように思えますが、それは取り敢えず置いておきましょう。
それでは、写真とVRの関係を見ていきましょう。
細かい検証は次回以降にしますが、
それは、表面(写真)と内面(VR)、過去(写真)と現在(VR)
そして、生(VR)と死(写真)の関係なのです。
つづきはまた次回<(__)>