ブレイブ ワン(3.0) | 想像上のLand's berry

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言葉はデコヒーレンス(記事は公開後の一日程度 逐次改訂しますm(__)m)

 
『ブレイブ ワン』
THE BRAVE ONE
 
2007年アメリカ、122分
 
ニール・ジョーダン:監督
 
ジョディ・フォスター:主演
 
概要
 婚約者との幸せな未来を夢見ていたヒロインが、暴漢に襲われて婚約者を亡くしたのを機に、悪に制裁を加える“処刑人”と化すサスペンス・スリラー。監督は『クライング・ゲーム』のニール・ジョーダン。2度のアカデミー主演女優賞に輝く名女優ジョディ・フォスターが主演と製作総指揮を務めている。共演は『ハッスル&フロウ』のテレンス・ハワード。銃を片手に悪をけ散らすヒロインの変ぼうと、ラスト15分に用意された衝撃の結末に注目だ。(Yahoo!映画より)
 

 
「制裁」について・・・
 
 以前、映画『デスノート』を見ようとしたことがある。見るに堪えかねて、はじまって数分で見るのを止めてしまった。金子修介監督はボクがもっとも好きな日本人監督のひとりだし、(もちろん)それは演出面の問題ではなかった。
 
 たしかに「悪」を憎む気持ちはボクも(分かり過ぎるほど)良く分かる。目には目を・・・犯罪を犯したならば、それ相応(それがどれだけかは議論もあるだろうけど)の罰を受けるべきだと思うし、性犯罪者なんて「ちょんぎってしまえ」って思うこともある。でもね・・・だからこそかな・・・分かり易過ぎる「解決策」には抵抗を覚える。
 
 「憤慨」は「犯罪行為」それ自体に向けられるべきで、「犯罪者」には向けられるべきではない。でも、それはキレイごとかな・・・それより何より「悪」の判断基準となる「正義」なるものが絶対的な基準じゃないと思えるんだよね・・・だからこそ(少なくとも、社会的な了解を得ている)「法」という基準が必要になる。(「正義」が絶対的基準として存在するなら、「法」なんて作る必要はないからね)
 
 たしかに「法」はまどろっこしいものだし、全能なものではないけれど・・・だからこそ、法を離れた「解決策」を探るんじゃなく、「法」を(それ自体を、そして、その実施を)より良いものにすることが、ぼくらにとって大事なんだと、ボクはそう思っている。(なんか、キレイにまとめ過ぎたかな・・・)
 

 
感想
 ジョディ・フォスターの主演映画って、どれもB級映画の匂いがするって話は以前もしたけど、これもそんな感じだね。監督の二―ル・ジョーダンは『プルートで朝食を』(2005)が素晴らしかった。今作でも、丹念な心理描写など、その片鱗は見せるんだけど・・・う~ん・・・なんか、こう、やり切れない感じ。もう一度見たいとは思わないかな。
 
☆☆☆(3.0)