断片 断絶は、断絶するという仕方で、断絶されたもの同士を結ぶ。 撮影は、それ自体が世界を断片化するという行為である。 断片化されているがゆえに、それは、世界との結び付きを暗示する。 映像において、断片は断片のままであることは出来ない。 時間の中で、断片同士が相互の文脈と化し、そこに物語が生じる。 翻って、写真は、断片そのものである。 それはあらゆる物語を否定し、あらゆる解釈を拒絶し、 そこに、ただ、ある。 世界との結び付きだけを、そこに、ただ残して。