ベレロフォンの空 | 想像上のLand's berry

想像上のLand's berry

言葉はデコヒーレンス(記事は公開後の一日程度 逐次改訂しますm(__)m)

 
イメージ 1
 
 
何も望まずにここに立っている

教室から見る空は青く透き通っている
 

青は青のうちにたたずみ
 
白は白のうちにたたずむ

明確に区切られた空
 
 
僕はフッとため息をつく
 
青空と曇り空は裏腹だ
 
 
目の奥で焦げ付いた光彩
 
やがて暗闇がすべてを染める 
 
 
再び世界を見ることがないのだとしたら
 
記憶にいったい何の意味があるんだろう
 
比較するものすら無いというのに
 
 
色は移り変わる
 
歩きながら立ち止まりながら
 
僕が何も気づかない刹那に
 
 
すべてを金色に染めた
 
あの夕焼けはいったい
 
どこへ行ってしまったんだろう
 
 
心は無重力のように宙を泳ぐ
 
やがて暗闇がすべてを染める 
 

すべてを染めゆくもの自らが
 
色について知りえることなど
 
何ひとつとしてないのだ
 

僕はかつて 
 
たった一つでも 
 
なにか言いたいことが 
 
あっただろうか
 
 
まだ世界時計は動いているか?