グループA フランス 1ー2 南アフリカ
この試合でも、レフェリーの稚拙な判定が試合の結果を左右しました。
フランスのグルキュフが肘打ちの反則で一発退場。
内紛で、ただでさえチーム状態の悪いフランスにとっては悪夢でした。
一方、意気の上がる南アフリカ。
動き出しの早さで主導権を握り、2点を先取します。
決勝トーナメントへ進出するためには大量点が必要な南アフリカ。
ひとり少ない相手を攻め立てますが、3点目を決めきれず、後半に突入。
後半に入ると、気持ちを立て直したフランスが段々と優勢になっていきます。
前がかりになった南アフリカ守備陣の裏をつき、マルダが1点を返します。
この失点で決勝トーナメント進出が絶望的になった南アフリカ。
試合のテンションがガクンと落ちます。そのまま試合終了。
強豪フランスを撃破した開催国でしたが、ちょっぴり、ほろ苦い勝利となりました。
「バイバイ。バファナ・バファナ」
僕的MOM:ピーナール(南アフリカ10)
ようやく本領を発揮した南アフリカのエース。
パスにドリブルに良いプレーを見せました。
グループA メキシコ 0ー1 ウルグアイ
思いの外、序盤は両チームとも積極的でした。
ウルグアイのスアレスが先制ゴール。
メキシコも素早いパス回しを駆使してウルグアイ・ゴールに迫ります。
ところが、南アフリカがリードしている情報が入ったのでしょう。
(南アフリカが勝った場合は)大量失点で負けさえしなければ
決勝トーナメント進出が決まる両チーム。徐々に無理をしなくなります。
こちらも、そのまま試合終了。
そして、めでたく両チームとも決勝トーナメント進出決定。
僕的MOM:ルガーノ(ウルグアイ2)
守備の中心として、チームの無失点勝利に貢献しました。
また、セットプレーでもチャンスを掴んでいました。
グループB 韓国 2ー2 ナイジェリア
身体能力で負ける韓国。
緊張のせいか、硬さが感じられます。
ナイジェリアのウチェが先制点を奪取。
これで吹っ切れたのか、韓国は徐々に「らしさ」を取り戻します。
運動量を上げボールを奪取、試合の主導権を握りました。
鍵を握っていたのはセットプレーでした。
キ・ソンヨンのFKからイ・ジョンスが同点ゴール。
さらに、パク・チュヨンが直接FKを決め逆転に成功します。
ところが、リードした途端、韓国はチグハグしはじめます。
どうも、今大会の韓国は、攻めに出ている時は強いのですが、
受けに回ると脆いように思えます。
ラインの乱れを突かれ、再三に渡りピンチを招く韓国。
中でも決定的だった場面。
ゴール前でナイジェリアのマルティンスにパスが出されます。
韓国GKはパスをカットし損なってしまい、韓国のゴールは無人です。
ところが、小学生でも決められるようなイージーなシュートを、
マルティンスは何故かゴールの枠外に蹴ってしまいました。
まるで、狐につままれたような場面で、僕は唖然にとられてしまいました。
それは、失点を免れた韓国守備陣にとっても同じだったのでしょう。
直後にペナルティエリア内でファールを犯し、ナイジェリアにPKを与えてしまいます。
これをきっちりと決められ、先ほどの「恩恵」をフイにしてしまいました。
この辺りから、ギリシャが負けているという情報も入ったのでしょう。
自力突破の芽が出てきたナイジェリアは猛攻をしかけます。
韓国も必死の守りを見せながら、果敢にカウンターを狙います。
息詰まる攻防でしたが、そのまま試合終了。
韓国が決勝トーナメントへの切符を掴みました。
僕的MOM:ウチェ(ナイジェリア12)
先制点もさることながら、ポストに当ててしまったシュートは凄まじいものでした。
身体能力を生かし、韓国の守備陣を切り裂きました。
グループB アルゼンチン 2ー0 ギリシャ
韓国ーナイジェリア戦の経過を見ながら戦ったギリシャ。
ナイジェリアが先制したことで、前半は必要以上に無理をしない戦いをしていました。
一方のアルゼンチンは6人もの選手を入れ替えたこともあり、
いまいち機能的にチームが動いていきません。
後半、もう一方の試合では、韓国が逆転に成功。
こうなるとギリシャは攻めざるを得ません。
・・・だった筈なのですが、戦い方を変える様子はありません。
しばらくしてナイジェリアが同点に追いついたことで、
この守備重視のプランは成功しつつあるように思いました。
ところが、セットプレーからのこぼれ玉を、
アルゼンチンのデミチェリスに決められてしまいます。
このゴールの直前にハンドがあったように思うので、ギリシャにとっては不運な失点でした。
いずれにせよ、こうなればギリシャはいよいよ攻撃に出ざるを得ません。
が、持ち味の守備を放棄したギリシャなど、アルゼンチンの敵ではありません。
あっさりとパレルモに追加点を奪われて万事休す。
2004の欧州王者がグループステージで姿を消しました。
僕的MOM:メッシー(アルゼンチン10)
未だに大会ノーゴールですが、調子が悪いようには見えません。
この試合でも、再三に渡りゴールを脅かしていました。