W杯初日(雑感)
「鮮烈なブブゼラの音と共に記憶に焼きつくんだろう」
そんな予感と共にW杯南アフリカ大会が開幕しました。
開幕戦 グループA 南アフリカ 1ー1 メキシコ
瞬発力、体格、当たりの強さ。身体能力に優れる南アフリカ。
対して小柄で技術力に優れるメキシコ。
対照的な両チームの顔合わせとなったこの試合は、
開幕戦に相応しく、非常に面白いものでした。
名将パヘイラは南アフリカに堅固な守備組織を構築したようです。
対して技術に優れるメキシコは、ボールを支配することは出来ても、
そこから先の迫力が(今ひとつ)足りないような印象を受けました。
試合が動いたのは後半。
素晴らしい崩しからラインの裏に飛び出したシャバララが、
左足を振り抜いて豪快にゴール。南アフリカが先制します。
裏に抜け出す時の凄まじい脚力。シュートの思い切り。
アフリカ人選手が持つポテンシャルの高さを、
まざまざと見せ付けるような鮮烈なゴールでした。
この後も南アフリカの身体能力はメキシコを苦しめます。
先制した南アフリカは、守備組織をしっかりと構築しながら、
持ち前の走力を生かしたカウンターで、
再三に渡ってメキシコ・ゴールを脅かします。
アフリカのチームに「ああいうサッカー」をやられたら、
手の打ちようがないんじゃないか。そんな印象すら受けました。
結局、セットプレー時にオフサイドトラップをかけ損なってしまい、
メキシコに失点を許して引き分けに終わってしまいましたが、
(ミスをした主将モコエナは、あの場面を何度も夢に見るでしょう)
南アフリカの予想外とも云える大健闘が記憶に残りました。
(ヨーロッパで活躍しているアフリカ人選手は数多い。
しかし、彼らは常に「アウェー」でプレーしているんだ。)
躍動する南アフリカチームを見て、そんな印象を持ちました。
今回は彼らの「ホーム」で行われる大会です。
アフリカ勢躍進の予感を感じさせる試合でした。
僕的MOM-シャバララ(南アフリカ8)
グループA ウルグアイ 0-0 フランス
開幕戦とは打って変わって渋い試合となりました。
ウルグアイのエース、フォルランの素晴らしい技術と、
フランスのエース、リベリーの不調が印象に残りました。
登場したばかり若いロデイロが後半30分過ぎに退場し、
残りを10人で戦ったウルグアイですが、上手く守ったと思います。
逆に言えば、フランスは決め手に欠ける印象が強いですね。
ナスリやベンゼマのような才能溢れる選手を招集しなかったことも含め、
ドメネク監督の責任が追求されても不思議ではありません。
そんなフランスですが、中盤の底に位置しながら、
精力的かつ的確に動いていたトゥラランのプレーは素晴らしかったです。
僕的MOM-トゥララン(フランス14)
本日の予想
20:30~韓国-ギリシャ(グループB)
ユーロ04で優勝した欧州の中堅国ギリシャですが、
パク・チソンに匹敵するほどの選手は居ないように思います。
普通に戦えば韓国の方が強いでしょうね。
それだけ、今の韓国は充実していると思います。
注目選手:キ・ソンヨン(韓国16)
(正確無比なキックを誇る韓国の新星。FKにも注目)
23:00~アルゼンチン-ナイジェリア(グループB)
本日、一番の注目カードです。
技術のアルゼンチン。身体能力のナイジェリア。
開幕戦と同じような顔合わせですね。
普通に考えれば、優勝候補アルゼンチンが強いのですが、
南アフリカが(一時とはいえ)格上メキシコを圧倒したように、
この大会でのアフリカ勢は決して油断できる相手ではありません。
もし仮に、先制点をナイジェリアが奪取した場合、
アルゼンチンが非常に苦しむ可能性もあると思います。
注目選手:アンヘル・ディ・マリア(アルゼンチン7)
(ANGELという名の通り、軽やかなステップで左サイドを突破する天才ドリブラー)
27:30~イングランド-アメリカ(グループC)
去年のコンフェデレーションズカップで旋風を巻き起こした
アメリカは、今大会でもダークホース的な存在です。
一方、優勝候補と言われながら(怪我人の続出などで)
チームの調子が上がっていないイングランド。
似たような特色を持ったチーム同士の対戦ですし、
タクティカルな現代サッカーの醍醐味が味わえそうです。
最後はルーニー、ジェラード辺りが決めてくれるのではないかと。
注目選手:ギャレス・バリー(イングランド14)・・・出れるのかな?
(故障で大会出場が危ぶまれた左利きのゲームメーカー
彼が居ない場合、イングランドのゲーム構成力は格段に落ちます。)
・・・いやあ、W杯は楽しいなあ←幸せな人(笑)