
僕の写真は、
僕のまなざしなんだと思う。
写真は記憶に似ている。
だから、
心に深く刻まれる写真が、
良い写真なんだと思う。
でも、
人の心に刻まれる写真を撮るのは、
そんな簡単なことじゃないとも感じる。
第一線で活躍している方の写真は、
(当たり前だけど)やはり普通の写真とは違う。
なんというか、
画面の隅々まで神経が行き渡っている感じ。
そんな写真家のひとり、
市橋織江さんがブログを始めている。
『撮っておきのワタシ日記』(link)
彼女のプロフィール欄に、こんな一言が載っていた。
「撮りたいと思う瞬間を、わたしは大切にしています。」
技術面や被写体の選択。
たしかに色々と学ぶところはある。
それでも、何よりもまず
「自分が感動できることが大事なんだ。」
と改めて思う。
僕が本当に感動できること・・・
ここ何年かを思い起こして見れば、
僕の記憶に焼きついている光景は、
夕暮れの下の後ろ姿だったり、
ホームに佇む姿だったりするけれど・・・(笑)
それでもまなざしは、
ほんの僅かに日の差した街の片隅や、
帰りの車窓から見える薄暗い山の稜線にも、
その美しさを見出していた。
ああいう写真を僕は撮りたい。