東京国立博物館で開催中の等伯展。
僕は混雑した空間が苦手だ。
松林図屏風:右隻


真っ先に松林図屏風へと向かった。
「じっと眺めていたら泣いてしまうだろうな。」
そんな感想は、ものの10分と持たなかった。
破られる静寂。
地鳴りのような足音。
侵される霊性。
絵には見る距離というものがある。
展示ガラスに貼り付いて絵を見る人たち。
彼らは絵のコンテキスト(一部)になってしまう。
絵とコンテキストは切り離せない。
僕は市民社会が嫌いなのかも知れない。
そんな風に感じた。
松林図屏風:左隻


そして、
智積院の障壁画に再び逢えたこと。
あの時のような感覚を覚えることは出来なかったとしても、
なんだか懐かしかったな・・・
長谷川等伯展は東京国立博物館で3/22まで開催されています。
