補足説明 | 想像上のLand's berry

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言葉はデコヒーレンス(記事は公開後の一日程度 逐次改訂しますm(__)m)

 
補足説明

*1「およそ全てのものは主観によって経由されることによってのみ形を与えられる。」:ものは、本質的に、ある状態に過ぎない。かつて、アリストテレスは、形相(エイドス)は事物に内在していると説いたが、それは間違いである。事物に形を与えているのは主観側の力である。たとえば、コップを考えてみる。あるコップが欠けたとする。その欠片はなんであるか。一方、欠けた方のコップは、依然としてコップのままであるか。もしくは、欠けたコップになったのか。

*2「もし仮に筆者が完全に世界を認識できるのならば、いついかなる時でも世界そのものを再現できる。」:完全に世界を認識できるということは、空間にも時間にも支配されないということ。その状況においては、もはや認識と再現のあいだに区別はないと考えられる。