画家特集 第33回 ヴーエ | 想像上のLand's berry

想像上のLand's berry

言葉はデコヒーレンス(記事は公開後の一日程度 逐次改訂しますm(__)m)

 
-ヴーエ-

Simon Vouet
《Hesselin Virgin and Child》 1640-1650
イメージ 1

Oil on canvas, 97 × 77 cm
Paris, Musée du Louvre

 画家特集第33回はシモン・ヴーエ(Simon Vouet 1590-1649)、バロック期フランスの画家です。イタリアに留学し、カラヴァッジョやカラッチ、レーニの影響を受けた彼は、パリにバロック様式を持ち込んだ人物でした。
 上に掲載した《エスランの聖母》、エスランとはヴーエの庇護者の名であり、彼のために描かれたことから、この名が付きました。鮮やかな色彩、明哲な表情。この絵は、むしろラファエロの影響を想起させます。


《Allegory of La Richesse》 1630-1635
イメージ 2

Oil on canvas, 170 × 124 cm
Paris, Musée du Louvre

 邦題《富の寓意》、ゴールドの衣装に身を包んだ女性。画面左手の幼児が差し出す宝石に目を向けながら、天を指差す右手の幼児を富に近づけないように守っているようにも見えます。果たして、その意図するところは何なのでしょうか。