今は遠いあの日、僕は生きると決めたんだ。腕の中で氷っていった君を、ずっとずっと呼び続けた。冬空の下、ひとりで歩いた公園は寒くて寒くて涙が止まらなかった。それでも僕は歩き続けると決めたんだ。日々薄らいでいく、君と繋いだ手の感触、夢の中で覆いかぶさる存在感、手が触れた頬のぬくもり。それでも君のことを思い出さない日なんて無いんだ。冷たい冷たい箱の中で凍っていた君を、どんなに抱きしめてあげたかったか。でも決めたんだ。あの遥かな冬の日、世界が君を置き去りにして新たな歩みを進めた時、僕は生きると決めたんだ。あの日、一緒に見た空は今でも君の面影を残してる。会いたいな。それが、たった一つの願い。