状態 個体と液体と気体の間に、 そんなに明確な違いがある訳じゃない。 その曖昧な境界は、 温度だけで乗り越えることが出来る。 絶対零度の世界で全ては個体となり 6000℃になれば全ては気体となる。 僕がいられる世界の状態は、 たかだか上下100℃にも満たない。 実は世界は僕が思っているよりも、 ずっと柔らかいものなのかも知れない。 高温の中で融けあう世界は、 僕が僕でいることを許されない世界。