画家特集 第27回 ゲインズバラ | 想像上のLand's berry

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言葉はデコヒーレンス(記事は公開後の一日程度 逐次改訂しますm(__)m)

 
-ゲインズバラ-

Thomas Gainsborough
《The Artist and his Wife》 c.1760
イメージ 1

Oil on Canvas, 73x67cm
Musee du Louvre, Paris


画家特集第27回はトマス・ゲインズバラ

(Thomas Gainsborough 1727-1788)

18世紀イギリスの画家です。

気品溢れる人物像を描き、肖像画家として有名ですが、

当人は風景画を描く方が好きだったようです。


上に掲載した《画家とその妻》

ゲインズバラ自身とその妻であると云われていますが、

尊敬していたヴァトー夫妻だという説もあるようです。

優雅なひととき、落ち着いた色彩の背景と、

夫妻の華麗な衣装のコントラストが人物を際立てます。

ロココ的でありつつも、何処か穏やかな風情を感じます。


《Landscape River》 1768-1770
イメージ 2

Oil on Canvas, 117.5x168.3cm
Philadelphia Museum of Art

邦題《川の風景》

金色に染められた川の詩情。

右奥からの林から差し込む光が、

平板な画面に劇的な効果を生み出しています。


《Cottage Girl with Dog and pitcher》 1785
イメージ 3

Oil on Canvas, 174x125cm
National Museum of Ireland, Dublin

邦題《犬と水差しと少女》

犬と水差しを抱えて佇む少女。

斜めを見る仄暗い少女のまなざし。

じっと見据える目、きっと結んだ口元に強さを感じさます。

鑑賞者を直視する犬の目線が、

少女の強さを強調しているようです。


《The Blue Boy》 c.1770
イメージ 4

Oil on Canvas, 178x122cm
Huntington Art Gallery, California

邦題《ブルー・ボーイ》

荒涼たる大地に立つ青服の少年。

知性を感じさせる落ち着いた青。

正面を見据える目、頬にさした薄い赤が、幼さと共に

肌寒い大地に立った少年の揺るぎない心境を示します。


《The Hon. Mrs Graham》1775-1777
イメージ 5

Oil on Canvas, 237x154cm
National Gallery of Scotland, Edinburgh

邦題《グレアム夫人の肖像》

華麗な衣装に身を包み、円柱によりかかる美しい夫人。

冷たいまなざし、光に照らされる白い肌。

侵しがたい気品と存在の強さを感じさせる立ち姿です。