Antoine Watteau
《Pelerinage a l'ile de Cythere》 1717

Oil on Canvas, 129x194cm
Musee du Louvre, Paris
画家特集第25回はアントワーヌ・ヴァトー
(Antoine Watteau 1684-1721)
ロココ時代、フランスの画家です。
フェート・ギャラント(雅宴画)と呼ばれる絵を描き、
優美なロココを象徴する画家と見なされています。
病弱で37歳で早世した彼の絵には何処か哀愁が漂います。
上に記載した《シテール島への巡礼》
エーゲ海にあり愛の女神ヴィーナスの島とされるシテール島。
ここを巡礼すると必ず伴侶を得られるという伝説があります。
小高い丘で戯れる何組もの男女たち、生きる歓びを
謳歌するように、空では天使たちが光の方向を導きます。
《L'Enchanteur》

Oil on Metal, 18.9x25.6cm
Musee des Beaux-Arts, Troyes

Oil on Metal, 18.9x25.6cm
Musee des Beaux-Arts, Troyes
邦題《誘惑》
貴婦人を誘惑する楽士。
赤い衣装が情熱的な性格を暗示します。
対照的に顔を逸らす貴婦人。その心は果たして・・・
《La danse》

Oil on Canvas, 97x116cm
Gemaldegalerie, Berlin

Oil on Canvas, 97x116cm
Gemaldegalerie, Berlin
舞踏会には未だ早い年頃の女の子。
しかし楽器をかき鳴らす子供に合わせて
今にも踊りだしそうな風情です。
《La Partie Quarree》 c.1712-1713

Oil on Canvas, 49.5x63.0cm
The Fine Arts Museums of San Franciso

Oil on Canvas, 49.5x63.0cm
The Fine Arts Museums of San Franciso
邦題《二組の男女》
喜劇役者の仮装をした二組の男女。
鑑賞者に背を向けた白い白い男性、暗い森。
優美でいて、なんとも怪しげな雰囲気です。
《Pierrot》 c.1718-1719

Oil on Canvas, 184.5x149.5cm
Musee du Louvre, Paris

Oil on Canvas, 184.5x149.5cm
Musee du Louvre, Paris
なんと哀しげな顔をしたピエロなのでしょうか。
あまりにも白い彼の存在は現実ではないかのようです。
お気づきのように、上の《二組の男女》に登場した男性と
非常に良く似ています。その目は何を訴えかけるのか・・・